特許
J-GLOBAL ID:200903095377925170

蒸発燃料処理装置の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-335711
公開番号(公開出願番号):特開平7-189824
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 燃料タンクからキャニスタを経てパージ通路に至る燃料成分流路系を密閉状態に保持し、この密閉前後の圧力変化から漏洩の有無を診断する。【構成】 機関が診断可能な運転領域に入ると、パージ制御弁26とドレンカット弁27が閉弁して燃料成分流路系28は密閉状態に保持され、燃料タンク21で発生する蒸発燃料の行き場が失われる。従って、漏洩箇所が無ければ圧力が徐々に上昇する一方、漏洩箇所があれば圧力の上昇程度が小さくなる。そして、コントロールユニット34は、この密閉前の圧力値と密閉後の圧力値とを圧力センサ29によって検出し、これらの差圧と基準値とを比較することにより、漏洩の有無を診断する。
請求項(抜粋):
燃料タンク内から蒸発燃料通路を介して導かれた蒸発燃料を一時的に吸着するキャニスタと、新気取入口を介して取り込まれた新気と共に該キャニスタから離脱したパージガスを機関吸気系に導くパージ通路と、該パージ通路の途中に設けられ、パージガスを制御するパージ制御弁とを備えた内燃機関の蒸発処理装置において、前記キャニスタの新気取入口を閉弁するドレンカット弁と、前記燃料タンクと蒸発燃料通路とキャニスタとパージ通路を含んでなる燃料成分流路系の圧力を検出する圧力検出手段と、前記パージ制御弁及びドレンカット弁を閉弁して前記燃料成分流路系を密閉状態に保持する流路密閉手段と、前記燃料成分流路系が流路密閉手段により密閉される前と密閉された後の圧力変化を圧力検出手段の出力信号に基づいて検出する圧力変化検出手段と、この圧力変化が所定の基準値を上回るときは正常状態と判定し、この圧力変化が所定の基準値を下回るときは異常状態と判定する判定手段と、から構成してなる蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  G05B 23/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • エバポシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-214691   出願人:スズキ株式会社
  • 特開平2-102360

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