特許
J-GLOBAL ID:200903095382638049

組成物中の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素成分の定量分析法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-034361
公開番号(公開出願番号):特開平5-223799
出願日: 1991年02月28日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 組成物中の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素の定量分析法を提供する。【構成】 超臨界条件下で組成物を分離する工程であって、第一間隔中に得られた溶離液中の飽和化合物及びオレフィンの量が第二間隔中のそれよりも高くなり、かつ、第二間隔中に得られた溶離液の芳香族炭化水素の量が第一間隔のそれよりも高くなる工程、オレフィンが均一な紫外線吸収応答をする波長に溶離液を晒し、かつ第一間隔中に得られた溶離液中のオレフィンの紫外線吸収を測定するために、溶離液を紫外線吸収度検出器に通す工程、第一間隔中に得られた溶離液の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素の質量応答を測定でき、かつ第二間隔中に得られた溶離液の芳香族炭化水素の質量応答を測定できる質量検出器に溶離液を通す工程、各検出器の測定値から前記成分の定量値を測定する工程を含む分析法。
請求項(抜粋):
組成物中の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素成分の量を定量的に測定する方法であって、(a) クロマトグラフィーの固定相上に飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素を充填するのに十分な時間、組成物のサンプルを該固定相に接触させる工程(b) 超臨界条件下で、溶離液を得るのに充分な量で、かつ充分な時間をかけて移動相を固定相を通して、固定相上に充填した飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素を分離する工程であって、第一間隔中に得られた溶離液中の飽和化合物及びオレフィンの量が第二間隔(少なくとも第一間隔の後にくる時間的間隔)中のものよりも実質的に高くなり、かつ、第二間隔中に得られた溶離液中の芳香族炭化水素の量が第一間隔のものよりも実質的に高くなるように、溶離液中の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素の量が経時的に変化する前記工程、;(c) オレフィンが均一な紫外線吸収応答を生じることができる波長に溶離液を晒し、かつ第一間隔中の紫外線吸収応答を測定するために、溶離液を紫外線吸収度検出器に通す工程、(d) 第一間隔中に得られた溶離液中の飽和化合物及びオレフィンに質量応答を生じさせ、かつ第二間隔中に得られた溶離液中の芳香族炭化水素の質量応答を生じさせることができ、かつ第一間隔及び第二間隔中の前記質量応答を測定する質量検出器に、溶離液を通す工程、(e) 工程(c) 及び(d) において得られた測定値から組成物中の飽和化合物、オレフィン及び芳香族炭化水素の定量値を測定する工程;を含む前記方法。
IPC (5件):
G01N 30/02 ,  G01N 21/33 ,  G01N 30/72 ,  G01N 30/74 ,  G01N 30/88

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