特許
J-GLOBAL ID:200903095387107971

電子/光学連動ズーム方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137366
公開番号(公開出願番号):特開平6-350891
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【構成】 トレースカーブの傾きが急峻な範囲では、光学ズームによる変倍率の変化速度を低下させると共に、電子ズームによる変倍を行い、光学ズームによる変倍率と電子ズームによる変倍率とを合わせた総合変倍率の変化速度が一定となるように制御する。マクロ域においては、ズームトレースが可能な範囲内で、光学ズームによる変倍率の変化を停止し、電子ズームによる変倍率の変化速度を上昇させる。【効果】 バリエータレンズ及びフォーカスレンズの駆動速度が小さくなり、小型軽量で低消費電力の駆動モータにて駆動可能となる。マクロ域においても電子ズーム機能を生かすことが可能となる。
請求項(抜粋):
ズームレンズとフォーカスレンズを備えたレンズ系と、前記ズームレンズ及びフォーカスレンズをそれぞれ光軸方向に移動させるための駆動モータと、前記レンズ系によって結ばれた被写体の像を電気信号に変換する撮像素子と、電子ズーム手段と、前記駆動モータと電子ズーム手段を制御する制御手段と、を備えて成り、被写体距離及び前記ズームレンズの位置に応じて前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させることにより、焦点合わせを行うと共に、前記ズームレンズを光軸方向に移動させることにより、前記レンズ系によって結ばれた被写体の像について、光学的な変倍を行い、前記撮像素子によって変換された電気信号に前記電子ズーム手段によって電子的信号処理を施すことにより、前記電気信号により表わされる被写体の像について、電子的な変倍を行う電子/光学連動ズーム方式において、前記制御手段は、前記ズームレンズによる変倍と前記電子ズーム手段による変倍とを併用して得られる総合変倍率を大きくする場合、前記ズームレンズによる変倍率のみを大きくし、前記総合変倍率が、前記被写体距離に応じて設定される第1の値になったら、前記ズームレンズによる変倍率の変化速度を低下させ、前記電子ズーム手段による変倍率をも大きくし、前記総合変倍率が、前記被写体距離に応じて設定される第2の値になったら、前記ズームレンズによる変倍率を大きくするのを止め、前記電子ズームによる変倍率の変化速度を上昇させ、前記総合変倍率の変化速度が指数関数的に見て略一定となるように、前記駆動モータと電子ズーム手段を制御し、前記総合変倍率を小さくする場合は、前記電子ズーム手段による変倍率のみを小さくし、前記総合変倍率が前記第2の値になったら、前記電子ズーム手段による変倍率の変化速度を低下させ、前記ズームレンズによる変倍率をも小さくし、前記総合変倍率が前記第1の値になったら、前記電子ズーム手段による変倍率を小さくするのを止め、前記ズームレンズによる変倍率の変化速度を上昇させ、前記総合変倍率の変化速度が指数関数的に見て略一定となるように、前記駆動モータと電子ズーム手段を制御することを特徴とする電子/光学連動ズーム方式。
IPC (4件):
H04N 5/232 ,  G02B 7/08 ,  G03B 5/00 ,  H04N 5/228
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-316286

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