特許
J-GLOBAL ID:200903095412098338

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-207261
公開番号(公開出願番号):特開平11-038823
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 転写材の詰まり状態に適確に対応して、分離部材を配設することが可能な定着装置を提供する。【解決手段】 センサ8が検出した転写材Pの詰まりの発生回数がメモリ10に転写条件と転写材種別に対応して書込まれ、詰まりが所定回数連続して発生し、或いは使用転写材Pの枚数に所定比率を越えて発生すると、制御ユニット11Aの指令でドライバ12が作動し、ギヤ6が回動し調整バー5が移動しスプリング7のばね力が増大し、分離爪3の定着ローラ1との圧接力が増大し詰まりが解除され、転写条件と転写材種別に対応して、詰まり発生回数の履歴データはメモリ10に書き込まれ、次回の定着処理時に転写条件と転写材種別に対応して読み出される履歴データにより、分離爪3の転写ローラ1に対する圧接力が設定されて定着処理が行なわれ、定着ローラの磨耗や損傷を防止し、転写材の詰まりを自動的に解除して高品質の画像の定着処理が可能になる。
請求項(抜粋):
熱源を内蔵した定着ローラと、該定着ローラに圧接して回転する加圧ローラ間に、トナー像が形成された転写材を挟持して前記トナー像の定着処理を行い、定着処理後の転写材を分離部材によつて前記定着ローラから分離する定着装置であり、前記転写材が前記定着ローラから分離できない転写材の詰まりの発生回数を、前記転写材の種別及び転写条件に対応して計数する計数手段と、該計数手段の計数結果に対して、前記転写材の種別及び転写条件ごとに予め設定した調整基準条件に基づいて、前記分離部材の前記定着ローラへの配設状態を調整する制御手段とを有することを特徴とする定着装置。

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