特許
J-GLOBAL ID:200903095416160399
コンクリート構造物の補修方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
相田 伸二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-356631
公開番号(公開出願番号):特開2002-161643
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】【課題】漏水及び劣化を長期的にくい止めることが出来る、コンクリート構造物の補修方法の提供。【解決手段】コンクリート表面にポリウレタン樹脂を塗布して、樹脂を構造物中に含浸させて、表面に不透水含浸コーティング層3を形成し、該コーティング層上に、ウレタン樹脂と疎水性樹脂の複合体からなる高粘性ゴム物質を塗布して、硬化しないで常時粘性を持続する弾力のある不乾燥性粘着接着剤層5を形成し、該層5上に、遮水シート部材6を接着する。遮水シート部材6及び不透水含浸コーティング層3のどちらかにひび割れが生じても、粘着性を有する接着剤層5が、そうした損傷が、遮水シート部材6からコンクリート表面2aにまで進行することを防止する。また、補修されたコンクリート構造物1の伸縮やひび割れも、常時粘性を有する接着剤層5が吸収するので、そうした寸法変動が遮水シート部材6にまで伝わることが防止され、遮水性は長期間に渡り維持される。
請求項(抜粋):
既設のコンクリート構造物の表面を被覆材料で被覆することにより補修するコンクリート構造物の補修方法において、前記表面にポリウレタン樹脂を溶剤に溶かしたものを塗布して、前記表面からポリウレタン樹脂を前記構造物中に含浸させて固化させることにより、前記表面に不透水含浸コーティング層を形成し、該不透水含浸コーティング層上に、ウレタン樹脂と疎水性樹脂の複合体からなる高粘性ゴム物質を塗布して、硬化しないで常時粘性を持続する弾力のある不乾燥性粘着接着剤層を形成し、該不乾燥性粘着接着剤層上に、遮水シート部材を接着させて構成した、コンクリート構造物の補修方法。
IPC (4件):
E04G 23/03
, E04D 5/10
, E04D 7/00
, E04D 11/02
FI (4件):
E04G 23/03
, E04D 5/10 E
, E04D 7/00 F
, E04D 11/02 C
Fターム (3件):
2E176AA23
, 2E176BB01
, 2E176BB04
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