特許
J-GLOBAL ID:200903095419850752

振動型ジャイロスコープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-160445
公開番号(公開出願番号):特開平9-014967
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 平板形状の振動型ジャイロスコープにおいて、振動子の温度変化によるドリフトを防止し、また検出損失を低減できるようにする。【構成】 振動子10bは、片持ちにて支持された平板状であり、圧電材料の平板12aと12bの間に接地電極15が埋設され、表裏両平面に駆動・検出電極13a,13b,14a,14bが設けられている。交流駆動電力は各駆動・検出電極に同位相にて与えられ、振動子10bはx方向へ振動駆動される。回転系内でコリオリ力を受ける振動子10bはz方向へ振動する。このとき同じ位相となる駆動・検出電極13b,14aからの検出出力と、これと逆の位相となる駆動・検出電極13a,14bからの検出主力との差が、差動回路22により得られ、コリオリ力に比例した検出出力が得られる。振動子10bが圧電材料のみで形成されているため、異なる温度係数の弾性体の接合によるドリフトや検出出力の損失が生じない。
請求項(抜粋):
圧電材料により形成された板状の振動子と、この振動子の表裏両平面に形成された電極とを有し、電極から圧電材料に与えられる交流駆動電力により振動子が所定方向へ撓み振動させられ、振動している振動子が回転系に置かれコリオリ力により振動子に前記撓み振動と交叉する方向の振動が生じたときに、この振動に基づく検出電力が電極から得られることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04

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