特許
J-GLOBAL ID:200903095435269369

レーザ溶接による加工性に優れた溶接管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087389
公開番号(公開出願番号):特開平8-257777
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 高度の加工を施しても溶接部が破断しない溶接管をレーザ溶接により製造する。【構成】 円筒状に成形した金属帯の板幅方向両端部をレーザ溶接で溶接する際、金属帯の板厚をt(mm),製造しようとする溶接管の外径をD(mm),レーザ溶接機の出力をP(kW),造管速度をV(m/分)とし、肉厚比t/Dと母材硬さHVSとの関係をHVS=f(t/D)で、出力比P/(V・t)と溶接部の硬さHVWとの関係をHVW=g[P/(V・t)]で表すとき、母材硬さHVSと溶接部の硬さHVWとの差ΔH(=HVW-HVS)が0を超え100以内,好ましくは10〜80になるように出力比P/(V・t)を決定する。【効果】 バルジ加工,拡管等の高度の加工を施しても溶接部に割れが発生することがないので、用途に応じて種々の形状に加工される。
請求項(抜粋):
円筒状に成形した金属帯の板幅方向両端部をレーザ溶接で溶接する際、金属帯の板厚をt(mm),製造しようとする溶接管の外径をD(mm),レーザ溶接機の出力をP(kW),造管速度をV(m/分)とし、肉厚比t/Dと母材硬さHVSとの関係をHVS=f(t/D)で、出力比P/(V・t)と溶接部の硬さHVWとの関係をHVW=g[P/(V・t)]で表すとき、母材硬さHVSと溶接部の硬さHVWとの差ΔH(=HVW-HVS)が0を超え100以内になるように出力比P/(V・t)を決定することを特徴とするレーザ溶接による加工性に優れた溶接管の製造方法。
IPC (3件):
B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  B21C 37/08
FI (4件):
B23K 26/00 310 J ,  B23K 26/00 310 N ,  B23K 26/00 N ,  B21C 37/08 R

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