特許
J-GLOBAL ID:200903095435525470

位置測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332651
公開番号(公開出願番号):特開平5-142331
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 環境の温度変化に伴う座標の計測誤差を補正すること。【構成】 各基準局1a〜1eは被測定体2からの連続的もしくは間欠的に発信される信号を受信し、同期回路で同期信号を取り出し、信号到達を知らせるタイミング信号を遅れ時間計測器3に送出する。該遅れ時間計測器3では被測定体から信号が発せられた時刻から各基準局に信号が到達するまでの絶対遅れ時間もしくは最初に入力されたタイミング信号をトリガとして、各々の局における信号の皆達遅れ時間を計測し、結果を計算機に転送する。複数の基準局からの遅れ時間計測値を時間補正項と音速の温度補正項を考慮した座標計算式にあてることで、環境の温度変化に伴う測定誤差の少ない位置測定が可能となる。
請求項(抜粋):
被測定体に固有に割当てられた疑似雑音符号の信号で変調された音波を発信する発信機を被測定体に保持させ、該被測定体が存在する特定な領域内に設置された複数の基準局を有し、該被測定体から発信される疑似雑音信号を受信し、該被測定体に割当てられた疑似雑音信号に対応する整合フィルタを用いた受動的な同期方法もしくは遅延ロックループのような能動的な同期方法により受信された疑似雑音信号の同期信号を得て、送信時刻から受信時刻まで、もしくは最初に信号が到達した局の到達時刻を基準として受信遅れ時間を計測し、各局の遅れ時間から被測定体の座標を計測する位置測定シスシムにおいて、座標の次元数に2局以上の基準局からの遅れ時間計測値を加えたものを用いることで、座標計算と時間補正計算に加えて測定領域内の温度を計測し、音波の伝播速度の温度補正を行なうことを特徴とする位置測定システム。
IPC (2件):
G01S 5/22 ,  G01S 5/30

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