特許
J-GLOBAL ID:200903095436359752

使用済み核燃料の貯蔵方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138568
公開番号(公開出願番号):特開平10-332891
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 使用済み核燃料を高い除熱効果で貯蔵し、且つ使用済み核燃料の再処理時等に使用済み核燃料を容易に取り出せるようにする。【解決手段】 キャスク本体22a内にキャニスタ本体21aを挿入して相互間に純水を充填したものを燃料プール内に沈め、使用済み核燃料をキャニスタ本体21a内に挿入し、キャニスタ本体21a上に一次蓋21bを載置して除染ピットに出し、蓋21b上面を除染して蓋21bを締め付け、キャニスタ本体21a内の残留水を除去してヘリウムガスを充填し、純水を除去し、キャニスタ本体21a上に二次蓋21cを締め付け、蓋21b,21c間にヘリウムガスを加圧封入し圧力計46にて気密を確認し、キャスク本体22a上にキャスク蓋22bを締め付け、貯蔵施設に搬送し、キャスク22から遮蔽キャニスタ21を取出して遮蔽キャニスタ21の外表面が直接空気冷却される貯蔵セルに貯蔵する。
請求項(抜粋):
上端が開放されたキャスク本体の内部に、上端が開放され且つ厚肉としたキャニスタ本体を挿入し、キャスク本体とキャニスタ本体との間に純水を充填して上部を外部シールにより閉塞し、キャスク本体を原子炉の燃料プール内に沈め、燃料プール内において使用済み核燃料を前記キャニスタ本体内に挿入し、続いて、キャニスタ本体上端との間に一次シールを備え且つ一次クイックカプラを備えた厚肉の一次蓋をキャニスタ本体上に落し込んだ後、キャスク本体を燃料プールから吊り上げて除染ピット内に挿入し、一次蓋上の残留水を除去すると共に上面の除染を行い、一次蓋をキャニスタ本体にボルトで締め付け、更に前記一次クイックカプラに接続した配管によりキャニスタ本体内の残留水を除去し真空吸引乾燥した後ヘリウムガスを充填し、キャスク本体とキャニスタ本体との間の純水を除去して外部シールを除去し、続いて、キャニスタ本体との間に二次シールを備え且つ二次クイックカプラを備えた二次蓋を、キャニスタ本体にボルトで締め付けて遮蔽キャニスタを構成し、前記二次クイックカプラに検出用配管を介して一次蓋と二次蓋との間にヘリウムガスを大気圧以上に加圧して封入し、前記検出用配管に取付けた圧力計により一次シールと二次シールの気密を確認し、続いて、キャスク本体の上端にキャスク蓋を、上部シールを介してボルトで締め付けることによりキャスクを構成し、該キャスクを前記除染ピットから貯蔵施設に搬送し、前記キャスク蓋を開放してキャスク本体から遮蔽キャニスタを取出し、遮蔽キャニスタの外表面が直接空気によって冷却されるようにした貯蔵セルに貯蔵することを特徴とする使用済み核燃料の貯蔵方法。
IPC (5件):
G21F 9/36 541 ,  G21F 9/36 ZAB ,  G21F 9/36 511 ,  G21F 9/36 521 ,  G21C 19/32
FI (5件):
G21F 9/36 541 A ,  G21F 9/36 ZAB ,  G21F 9/36 511 J ,  G21F 9/36 521 A ,  G21C 19/32 R

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