特許
J-GLOBAL ID:200903095443564795

資源排他制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170659
公開番号(公開出願番号):特開平9-330240
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 排他資源に任意の名前(資源名)を設定し、その名前を指定して排他資源を獲得・解放できるようにし、計算機システムの操作性および信頼性の向上を図る。【解決手段】 資源登録制御手段24は、資源登録手段21からの通知(プロセス11から任意の資源名が指定されて発行される排他資源の登録要求に基づく通知)を受けると、登録要求に係る排他資源の資源名を排他資源管理テーブル31に登録する。資源排他制御手段25は、資源獲得手段22/資源解放手段23からの通知(排他資源管理テーブル31に登録された資源名が指定されてプロセス11から発行される排他資源の獲得要求/解放要求に基づく通知)を受けると、排他資源管理テーブル31にアクセスすることにより、指定された資源名を持つ排他資源に対する排他制御を実現する。
請求項(抜粋):
資源を排他的に使用するプロセスの集合であるプロセス群と、排他資源毎に、排他資源の名前を示す「資源名」,排他資源の獲得状態を管理する「資源獲得状態」,排他資源を獲得中のプロセスのプロセスIDを示す「資源獲得プロセスID」,および排他資源を待ち合わせているプロセスを管理する「資源待ち合わせプロセス管理情報」を有する記憶装置内の排他資源管理テーブルと、生成されたプロセスのプロセスIDを記憶する記憶装置内のプロセス管理テーブルと、前記プロセス群中のプロセスから任意の資源名が指定されて通知される排他資源の登録要求を受け付け、当該プロセスにその登録要求に対する資源登録成功通知/資源登録失敗通知を返却する資源登録手段と、前記資源登録手段からの通知により前記排他資源管理テーブルにアクセスし登録要求に係る排他資源の資源名を前記排他資源管理テーブルに登録する資源登録制御手段と、前記資源登録制御手段によって登録された資源名が指定されて前記プロセス群中のプロセスから通知された排他資源の獲得要求を受け付け、当該プロセスにその獲得要求に対する資源獲得成功通知/資源獲得失敗通知を返却する資源獲得手段と、前記資源登録制御手段によって登録された資源名が指定されて前記プロセス群中のプロセスから通知された排他資源の解放要求を受け付け、当該プロセスにその解放要求に対する資源解放成功通知/資源解放失敗通知を返却する資源解放手段と、前記資源獲得手段および前記資源解放手段からの通知により前記排他資源管理テーブルにアクセスし、指定された資源名を持つ排他資源に対する排他制御を実現する資源排他制御手段と、プロセスの生成時に当該プロセスに対する前記プロセス管理テーブルを作成し、前記プロセス管理テーブルによってプロセスの管理を行うプロセス管理手段とを有することを特徴とする資源排他制御方式。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-155450
  • 資源の管理方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-268493   出願人:日本電気株式会社
  • 特開平4-262425
全件表示

前のページに戻る