特許
J-GLOBAL ID:200903095453033968

ロジン結合型カチオン性重合体の併用下でサイジングした紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊永 博隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248274
公開番号(公開出願番号):特開2001-073293
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 スチレン類と(メタ)アクリル酸のアミノアルキルエステルなどを構成モノマー成分として含有するカチオン性共重合体系のサイズ剤を、反応性サイズ剤やロジン系サイズ剤の公知のサイズ剤と併用サイジングして、サイズ効果に優れた紙を得る。【解決手段】 (A)ロジン類、強化ロジン類、ロジンエステル類、及び強化ロジンエステル類からなる群より選ばれたロジン系樹脂の少なくとも一種の存在下に、(B)スチレン類と、(C)アクリル酸又はメタクリル酸のアミノアルキルエステルとを共重合反応させ、カチオン化処理した水分散性又は水溶性ロジン結合型カチオン性重合体と、反応性サイズ剤又はロジン系サイズ剤とを共存させて、パルプスラリーを湿式抄造した紙である。ロジン環のバルキーな疎水性塊が一体的に結合したカチオン性重合体なので、公知の反応性サイズ剤等との併用サイジングに際して、当該結合のない重合体に比べて、サイズ効果に優れた紙が得られる。
請求項(抜粋):
(A)ロジン類、ロジン類にα,β-不飽和カルボン酸類を反応させた強化ロジン類、ロジン類に多価アルコール類を反応させたロジンエステル類、及び、ロジン類に多価アルコール類とα,β-不飽和カルボン酸類を反応させた強化ロジンエステル類からなる群より選ばれたロジン系樹脂の少なくとも一種の存在下に、(B)スチレン類と、(C)アクリル酸又はメタクリル酸のアミノアルキルエステルとを共重合反応させ、4級化剤又は酸でカチオン化処理した水分散性又は水溶性ロジン結合型カチオン性重合体と、アルキルケテンダイマー、アルケニルコハク酸無水物などの反応性サイズ剤とを併用させて、パルプスラリーを湿式抄造した紙。
IPC (5件):
D21H 17/62 ,  D21H 17/16 ,  D21H 17/17 ,  D21H 17/45 ,  D21H 21/16
FI (5件):
D21H 17/62 ,  D21H 17/16 ,  D21H 17/17 ,  D21H 17/45 ,  D21H 21/16
Fターム (19件):
4L055AG11 ,  4L055AG12 ,  4L055AG40 ,  4L055AG41 ,  4L055AG50 ,  4L055AG63 ,  4L055AG71 ,  4L055AG73 ,  4L055AG92 ,  4L055AH01 ,  4L055AH12 ,  4L055AH13 ,  4L055AH50 ,  4L055FA17 ,  4L055GA06 ,  4L055GA09 ,  4L055GA11 ,  4L055GA16 ,  4L055GA34
引用特許:
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る