特許
J-GLOBAL ID:200903095453511924

熱接着性複合繊維、その繊維集合物およびエレクトレット化された繊維集合物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-032632
公開番号(公開出願番号):特開平5-195399
出願日: 1992年01月22日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 通常の方法では紡糸しにくいポリブテン-1を一成分とする複合繊維を得る。得られた複合繊維は熱接着性繊維として不織布を形成し、さらに帯電させてエレクトレット繊維布として利用できる。【構成】 Q値が3未満の分子量分布の小さいポリブテン-1で、メルトインデックスが0.5〜15、密度0.905〜0.930、融点115〜130°Cのポリマを一成分とし、これより高い融点を持つポリマを他の成分とする複合繊維で、ポリブテン-1は他の成分ポリマにより3個以上に区分された繊維断面構造を持っている。この複合繊維を混合して得た布帛はポリブテン-1を溶融して繊維間を接着できる。さらに溶融中に負の荷電を印加し、持続性のある帯電性布帛が得られる。
請求項(抜粋):
Q値(重量平均分子量/数平均分子量の比)が3未満、メルトインデックス(MI:g/10分、測定温度190°C、加重2.169kg、JIS-K-6760に準ず。)を0.5<MI<15、密度(Dg/cm<SP>3</SP> )を0.905≦D<0.930、融点(Tm°C)を115<Tm<130とするポリブテン-1を第1成分とし、融点(Tm°C)が150≦Tm≦300の繊維成形性熱可塑性ポリマを第2成分として、第1成分が第2成分によって少なくとも3個以上に区分されており、区分された各第1成分はその一部が繊維表面に露出して繊維表面の少なくとも30%を占めていることを特徴とする熱接着性複合繊維。
IPC (2件):
D04H 1/54 ,  D01F 8/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭49-101669

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