特許
J-GLOBAL ID:200903095456685966

超伝導体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-090293
公開番号(公開出願番号):特開平6-305728
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】主成分が、鉛、水銀、アルカリ土類元素、銅、酸素で構成することにより、再現性よく合成が可能な新規の水銀を含む酸化物超伝導体を提供する。【構成】スパッタリング法、分子線エピタキシー法、加熱蒸着法などを用いて主成分がPb<SB>0.5 </SB>Hg<SB>0.5 </SB>A<SB>2 </SB>CuO<SB>4+x </SB>(A元素は1種以上のアルカリ土類元素を示し、xは-1<x<1の範囲)なる化学式で表わされ、CuO<SB>6 </SB>八面体を含むペロブスカイト層A<SB>2 </SB>CuO<SB>4 </SB>が鉛元素と水銀元素を主成分とする1原子層で挟まれた結晶構造を持つ超伝導体を形成する。例えば化学組成は約Pb<SB>0.5 </SB>Hg<SB>0.5 </SB>Ba<SB>2 </SB>CuO<SB>4+x </SB>(1<x<1) の結晶構造は、CuO<SB>6 </SB>8面体21とBa元素22からなるペロブスカイト構造の層23を、水銀と鉛元素からなる1原子層24が挟んだ構造をとる。このペロブスカイト類型化合物の電気抵抗率は室温で1mΩcmと低く、低温の80ケルビンで超伝導転移によると思われる抵抗ドロップをみせる。
請求項(抜粋):
主成分が、鉛、水銀、アルカリ土類元素、銅、酸素で構成された超伝導体。
IPC (5件):
C01G 21/00 ZAA ,  C01G 1/00 ,  C23C 14/08 ,  H01B 12/00 ZAA ,  H01L 39/24 ZAA

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