特許
J-GLOBAL ID:200903095464610681

直流ブラシレスモータの駆動制御装置および駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-210708
公開番号(公開出願番号):特開平7-067381
出願日: 1993年08月25日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 整流回路への電流の逆流を防ぐことができ、これにより整流回路の電気部品の保護、モータの運転効率の向上、騒音および振動の低減が図れる直流ブラシレスモータの駆動制御装置および駆動方法を提供する。【構成】 三相巻線Lu,Lv,Lwを有するステータ1および永久磁石を有するロータにより直流ブラシレスモータが構成される。上流側および下流側トランジスタの直列回路を三相分設けたスイッチング回路があり、1つの相の上流側トランジスタと別の1つの相の下流側トランジスタをオンして2つの相巻線への2相通電を行ない、残りの非通電の1つの相巻線に生じる誘起電圧V1 からロータの回転位置を検出する。検出した回転位置に応じて2相通電を順次切換え、ロータの回転を続ける。そして、2相通電の切換後の初めの所定期間は、オンタイミングとなる2つのトランジスタのうち、2相通電の切換前からオンタイミングにあったトランジスタを連続オンし、新たにオンタイミングとなるトランジスタを断続オンする。
請求項(抜粋):
星形三相巻線を有するステータおよび永久磁石を有するロータより構成された直流ブラシレスモータと、電流方向に従って上流側および下流側となる一対のスイッチング素子の直列回路を三相分設けたスイッチング回路と、このスイッチング回路の各直列回路に整流回路の出力電圧を印加する手段とを備え、各直列回路のスイッチング素子の相互接続点に前記各相巻線の非結線端を接続し、スイッチング回路の1つの直列回路の上流側スイッチング素子と別の1つの直列回路の下流側スイッチング素子をオンして2つの相巻線への2相通電を行ない、残りの非通電の1つの相巻線に生じる誘起電圧を検出し、その誘起電圧から前記ロータの回転位置を検出して上記2相通電を順次切換え、かつ2相通電用にオンタイミングとなる2つのスイッチング素子のうち一方を連続オンし他方を断続オンして速度調節を行なう直流ブラシレスモータの駆動制御装置において、2相通電の切換後の初めの所定期間、オンタイミングとなる2つのスイッチング素子のうち、2相通電の切換前からオンタイミングにあったスイッチング素子を連続オンし、新たにオンタイミングとなるスイッチング素子を断続オンする手段とを備えたことを特徴とする直流ブラシレスモータの駆動制御装置。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  H02P 6/12
FI (2件):
H02P 6/02 371 S ,  H02P 6/02 371 D

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