特許
J-GLOBAL ID:200903095466596910

集積回路モジュール同期2重系情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-070923
公開番号(公開出願番号):特開平7-281915
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 通常データ処理機能に必要十分な障害処理機能内蔵の集積回路モジュール同期2重系を実現する。【構成】 2重系各集積回路をモジュール1でモード指令105に従いチェッカモード(比較監視状態)時、各経路切替手段6と7と8を介し2重系各CPU2からのデータとアドレスと制御各信号90と91と92を比較処理手段3で比較する。不一致検出信号100に従い2重系各誤検出処理手段4で動作を停止しログ情報を記録し正常状態に復帰をする各指令101と102と103をする。復帰指令103に従い再起動手段4でCPU2の初期化をする再起動指令104をする。状態記憶手段9で2重系各集積回路モジュール1をメインモード(通常処理状態)またはチェッカモードに予め設定しモードの指令105をする。【効果】 外部割込み制御の機能分散を図り、完成同一品種で使用モードを選択できるから、開発効率を向上し柔軟かつ高信頼システムを構築できる。
請求項(抜粋):
単一の半導体回路チップから成る集積回路モジュールの互いに同じ外部入出力端子同士を接続し同期2重系を構成する集積回路モジュール同期2重系情報処理装置において、前記集積回路モジュールで通常の計算機基本機能を実行し汎用方式で構成するCPUと、状態記憶手段からのモード指令に従い比較監視状態時だけ該2重系各CPUからの各データとアドレスと制御信号をそれぞれ比較し不一致なら検出する比較処理手段と、該2重系各比較処理手段からの不一致検出信号のいずれかに従い前記集積回路モジュール内部の通常処理状態動作を停止し各内部ログ情報を記録しログアウト処理完了後に正常状態に復帰するように指令をする誤検出処理手段と、該誤検出処理手段からの復帰指令に従い前記CPUを再起動するように指令をする再起動処理手段と、前記状態記憶手段からのモード指令に従い比較監視状態時だけ前記2重系各CPUからの各データとアドレスと制御信号をそれぞれ前記比較処理手段に導くように経路の切替えをするデータ、アドレスおよび制御各経路切替手段と、予め前記比較監視状態と通常処理状態のいずれかのモードを書込んでおきモードの指令をする前記状態記憶手段とを備える集積回路モジュール同期2重系情報処理装置。

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