特許
J-GLOBAL ID:200903095467693456

繊維複合シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-296970
公開番号(公開出願番号):特開平8-150664
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 繊維複合シートの製造方法であって、流動床内で連続強化繊維束の開繊を促進する振動バーにより生じる強化繊維束の周期的な張力変動を低減させ、繊維複合シートの引取り張力を一定とすることができて、繊維複合シートを能率良く製造し得る方法を提供する。【構成】 繊維複合シートの製造方法は、流動床R 中に165〜195度の位相差を持って振動する2本の振動バーM1,M2 を相互に所要間隔をおいて配置する。これらの振動バーM1,M2 によって連続強化繊維束F1に165〜195度の位相差を持って振動を与えることにより、強化繊維束E1の張力を総合的に、略一定に保持しながら、強化繊維束F1をモノフィラメント状に開繊しかつ各モノフィラメントに粉体状熱可塑性樹脂を付着させる。
請求項(抜粋):
多数の連続モノフィラメントよりなる強化繊維束を引き揃えて粉体状熱可塑性樹脂が流動状態にある流動床に導き、流動床通過中の繊維束に振動バーで振動を与えてモノフィラメント状に開繊しかつ各モノフィラメントに粉体状熱可塑性樹脂を付着させた後、開繊された繊維に付着した粉体状熱可塑性樹脂を加熱溶融してシート状となし、ついで冷却固化して引き取る繊維複合シートの製造方法において、流動床中に165〜195度の位相差を持って振動する2本の振動バーを相互に所要間隔をおいて配置し、これらの振動バーによって連続強化繊維束に165〜195度の位相差を持って振動を与えることにより、強化繊維束の張力を総合的に、略一定に保持しながら、強化繊維束をモノフィラメント状に開繊しかつ各モノフィラメントに粉体状熱可塑性樹脂を付着させることを特徴とする、繊維複合シートの製造方法。
IPC (4件):
B29C 70/06 ,  C08J 5/04 ,  B29K105:08 ,  B29L 7:00

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