特許
J-GLOBAL ID:200903095469315211

ディジタル信号受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-121853
公開番号(公開出願番号):特開2000-312193
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 DFTの演算回数が多く、高速演算可能なハードウェアを用いたり、並列処理を行う手段を用いなければならず、回路規模が大きくなりコスト面でも高価になる。【解決手段】 ディジタル直交復調部14の出力データRe、Imのうち、実数部データReはダウンサンプル部21により、値が存在する偶数番目のサンプルのみを取り出され、2サンプル期間同じデータを出力されるので、離散点数が入力の4Nから半分の2Nにされる。虚数部データImはデータ補間部22により、実数部信号Re(I)と同じ奇数番目のサンプル期間で値が存在するように1サンプル期間ずらして、かつ、奇数番目のサンプル期間だけのデータからなる出力信号y(n)を出力する。従って、出力信号y(n)も離散点数が入力の4Nから半分の2Nにされる。これにより、DFT部24の演算回数を低減できる。
請求項(抜粋):
複数のキャリアに直交変調された信号を割り当てたマルチキャリア信号を受信し、単位時間当たりのアナログ信号波形を予め決められた第1の離散点数の離散データに変換するA/D変換部と、前記A/D変換部からの離散データを直交復調して、それぞれ第1の離散点数で、かつ、互いに直交する第1及び第2のデータを出力する第1の復調手段と、前記第1及び第2のデータの一方を入力として受け、その入力データの1サンプルおき毎の値がゼロになるデータ部を除去して、前記第1の離散点数の半分の第2の離散点数の第3のデータに変換するダウンサンプル部と、前記第1及び第2のデータの一方を入力として受け、その入力データの1サンプルおき毎の値が存在するデータ部を1サンプル期間ずらして、そのデータ部のみを出力することにより、前記第2の離散点数の第4のデータに変換するデータ補間部と、時間軸上の信号である前記第3及び第4のデータから周波数成分を抽出するための離散フーリエ変換を行う演算部と、前記演算部の出力信号を復調する第2の復調手段とを有することを特徴とするディジタル信号受信装置。
Fターム (3件):
5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33

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