特許
J-GLOBAL ID:200903095471000767

分散型計算システムにおいて動作経路上にオブジェクトを経路指定する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-228231
公開番号(公開出願番号):特開平6-083784
出願日: 1991年05月17日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】分散型計算システム内の動作経路に沿ってオブジェクトを経路指定する。【構成】オブジェクトは、オブジェクトが進行する論理経路である動作経路(それ自体がオブジェクトである)に沿ってシステム内で経路指定される。動作経路オブジェクトは順番に操作する予定の上司のいる動作ストップの順序を示す。システムはオブジェクトを前記動作経路に沿って伝播させ、終端までその進行を監視し制御する。システムは、オブジェクトを上司間にディスパッチするメカニズム、オブジェクトに操作を加える上司を見出すメカニズム、必要な操作順に上司を通知するメカニズム、オブジェクトを上司のノードに再配置するメカニズムを含む。また、任意選択として末済操作に小言を言うメカニズム、操作の欠落または進行停止を報告するメカニズム、複数のオブジェクトの、動作経路共用を支持するメカニズム、オブジェクトの並行経路指定を容易にするメカニズムを含む。
請求項(抜粋):
分散型計算システムにおいてオブジェクトを経路指定する方法であって、(a) 経路指定されるオブジェクトを作成し、この経路指定されるオブジェクトに添付される動作経路オブジェクトを作成し、この動作経路オブジェクトが経路指定されるオブジェクトのための動作ストップの順序を定義し、(b) 経路指定されたオブジェクトを次の動作ストップ内で名指しされた次の上司へディスパッチし、もし必要ならば、この動作ストップ内で名指しされたまたは機能的に記述された上司の識別を翻訳する段階と、次で上司のオブジェクトハンドルを見出す段階とを含み、(c) この動作ストップ内の記述された上司オブジェクトを上記ハンドルを使用して通知し、(d) 経路指定されたオブジェクトを上記上司によって好まれたノードへ論理的にまたは物理的に引き渡し、(e) 経路指定されたオブジェクトとこの経路指定されたオブジェクトに添付された動作経路オブジェクトとをシステムのあるノードにおいて受け、この動作経路オブジェクトが経路指定されたオブジェクトのための動作ストップの順序を定義し、(f) 経路指定されたオブジェクトに対して上記ノードにおいてある上司にある操作を遂行させ、終了した時に経路指定されたオブジェクトを次の上司へディスパッチすることを要求することによってそのことを示し、(g) 経路指定されたオブジェクトを上記順序の次の動作ストップ内で名指しされたまたは記述された上司へディスパッチし、もし必要ならば、この次の動作ストップ内で名指しされたまたは機能的に記述された上司の識別をその上司のオブジェクトハンドルに翻訳する段階を含み、(h) 経路指定されたオブジェクトに対して上記ノードにおいてある上司にある操作を遂行させ、終了した時に経路指定されたオブジェクトを次の上司へディスパッチすることを要求することによってそのことを示し、(i) 動作経路の最後の動作ストップが完了するまで段階(b)乃至(h)を繰り返し、そして(j) 最後の動作ストップの後に遂行すべき動作経路が作成されると要求された一連の操作を遂行する諸段階を具備することを特徴とする方法。

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