特許
J-GLOBAL ID:200903095472821730

固体電解コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-031993
公開番号(公開出願番号):特開2002-237432
出願日: 2001年02月08日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】 陰極層形成時における誘電体酸化被膜のクラック発生などによる固体電解コンデンサのショート不良を低減して、歩留り向上を図る。【解決手段】 弁金属の焼結体からなる陽極体20に、陽極リード線21を接続する工程、陽極体に誘電体酸化被膜22を形成する工程、誘電体酸化被膜22の上に導電性を有する第1陰極層40を形成する工程、第1陰極層の上に電解重合により第2陰極層50を形成する工程、第2陰極層の上にカーボン層60及び銀ペイント層61を形成する工程を含む固体電解コンデンサの製造方法において、陽極体に誘電体酸化被膜を形成する工程の後、第1陰極層を形成する工程の前に、誘電体酸化被膜上の少なくとも一部に、第2陰極層の電解重合に用いられる給電電極80を当てる保護層30を形成する工程を有しており、第2陰極層を形成する工程にて、給電電極を前記保護層に当てて電解重合を行なう。
請求項(抜粋):
弁金属の焼結体からなる陽極体(20)に、陽極リード線(21)を接続する工程、陽極体(20)に誘電体酸化被膜(22)を形成する工程、誘電体酸化被膜(22)の上に導電性を有する第1陰極層(40)を形成する工程、第1陰極層(40)に給電電極(80)を当てて、電解重合により第1陰極層(40)の上に第2陰極層(50)を形成する工程、第2陰極層(50)の上に、カーボン層(60)及び銀ペイント層(61)を形成する工程、を含んでいる固体電解コンデンサの製造方法において、陽極体(20)に誘電体酸化被膜(22)を形成する工程の後、第1陰極層(40)を形成する工程の前に、誘電体酸化被膜(22)上の少なくとも一部に保護層(30)を形成する工程を有しており、第2陰極層(50)を形成する工程は、給電電極(80)を前記保護層(30)に当てて、電解重合を行なうことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
IPC (2件):
H01G 9/028 ,  H01G 9/00
FI (3件):
H01G 9/02 331 H ,  H01G 9/02 331 F ,  H01G 9/24 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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