特許
J-GLOBAL ID:200903095480419789
アクション機構および当該アクション機構を有する鍵盤楽器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 秀治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-308371
公開番号(公開出願番号):特開2002-182649
出願日: 2001年10月04日
公開日(公表日): 2002年06月26日
要約:
【要約】【課題】 打点位置のずれを抑える等の利点を維持しつつレペティション(連打機能)を向上させること。【解決手段】この鍵盤楽器の内部のアクション機構1は、跳ね上げ式であり、ハンマ体7の基端部に嘴状の突片31を突設し、ハンマ体7の嘴状突片31に向けて常時付勢されたエスケープメント部材9には、係合段部41を形成し、打鍵操作に伴いハンマ体7の軸着部が打撃方向に回動すると共に突片31と係合段部41とが係合し、ハンマ体7が回動動作を行う構成としている。そして、ハンマ体7の基端部とエスケープメント部材9との少なくともいずれか一方には、ハンマ体7の回動動作に伴い、エスケープメント部材9をハンマ体7に対し反対側に押し出して、突片31を係合段部41から離脱させる押出部材32を設けると共に、エスケープメント部材9には、レペティション(連打機能)を向上させる回動部材10を設けている。
請求項(抜粋):
一方の端部に鍵盤部を有する鍵盤体の長手方向の中間部または他方の端部を遥動自在に保持すると共に、当該鍵盤体の保持点を挟んで上記鍵盤部とは反対側または同方向側に、ハンマ体の基部を回動自在に軸着し、上記ハンマ体の基端部に嘴状突片を突設すると共に、上記ハンマ体の上記嘴状突片に向けて常時付勢されたエスケープメント部材には係合段部を形成し、上記鍵盤部の打鍵操作に伴い上記ハンマ体の軸着部が上記鍵盤体の動きに追従して回動すると共に上記ハンマ体の上記嘴状突片と上記エスケープメント部材の上記係合段部とが係合し、上記ハンマ体が回動動作を行う構成としたアクション機構において、上記ハンマ体と上記エスケープメント部材の少なくともいずれか一方には、上記ハンマ体の回動動作に伴い、上記エスケープメント部材を上記ハンマ体に対し反対側に押し出して、上記ハンマ体の上記嘴状突片を上記係合段部から離脱させる押出部材を設け、上記ハンマ体に係脱可能とされた回動部材を上記エスケープメント部材に対して回動自在に取り付け、この回動部材を一定方向に回動付勢する付勢手段を設け、回動動作後戻り始めた上記ハンマ体を上記回動部材によって係止し、上記係合段部が上記嘴状突片と早めに再係合できるようにしたことを特徴とするアクション機構。
Fターム (3件):
5D378EE01
, 5D378EE05
, 5D378EE07
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