特許
J-GLOBAL ID:200903095483056229

キャッシュ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-290140
公開番号(公開出願番号):特開平8-147218
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 複数の処理手段による共有の仕方やデータの統計的な性質を考慮した置き換え処理を工夫することにより、キャッシュメモリのヒット率を向上する。【構成】 複数の処理手段101から記憶装置102へのアクセス要求に応じてキャッシュメモリ103を制御するキャッシュ制御装置において、各処理手段101に対応する複数の占有領域111と共有領域112とにキャッシュメモリ103の記憶領域を配分する配分手段113と、アクセス要求に応じて、対応する占有領域111と共有領域112とに対して検索処理を行う検索手段114と、検索結果に応じて、該当する占有領域111と共有領域112とからなる領域内のデータの置き換え優先順位を操作する第1の順位操作手段115と、キャッシュミスの場合に、該当する占有領域111と共有領域112とに与えられた置き換え優先順位に従ってデータを置き換える置き換え手段116とを備える。
請求項(抜粋):
計算機システムに備えられた複数の処理手段から記憶装置へのアクセス要求に応じて、キャッシュメモリを制御するキャッシュ制御装置において、前記複数の処理手段のそれぞれに対応する複数の占有領域および前記複数の処理手段が共有して利用する共有領域に、前記キャッシュメモリの記憶領域を配分する配分手段と、前記複数の処理手段のそれぞれから入力されるアクセス要求に応じて、対応する前記占有領域と前記共有領域とに対して該当するデータの検索処理を行う検索手段と、検索結果に応じて、該当する前記占有領域と前記共有領域とからなる領域に格納されたデータの置き換え優先順位を操作する第1の順位操作手段と、該当するデータが存在しない旨の検索結果の入力に応じて、前記該当する占有領域と前記共有領域とからなる連続した領域における置き換え優先順位に従ってデータの置き換え処理を行う置き換え手段とを備えたことを特徴とするキャッシュ制御装置。
IPC (2件):
G06F 12/12 ,  G06F 12/08

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