特許
J-GLOBAL ID:200903095485578192

シートベルトプリテンショナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-122396
公開番号(公開出願番号):特開2000-313311
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で、車両衝突時、回転停止位置が不定のピニオンギアとラックギアとを確実に噛合させ、ウエビングの弛みを確実に取除くことができるシートベルトプリテンショナーを提供する。【解決手段】 ピニオンギア80とラックギア90を収納するケース70に巻取軸3と略同心状の孔75が形成され、その孔75に合成樹脂製のリング部材85が内嵌され、このリング部材85にピニオンギア80の右軸部83が遊嵌されている。また、ラックギア90の複数のラック歯91のうち移動方向側先頭の第1ラック歯91aがその他のラック歯91よりも低く形成され、次の第2ラック歯91bが第1ラック歯91aよりも高く且つその他のラック歯91よりも低く形成され、第1ラック歯91aがピニオン歯81と衝突した場合には、ピニオンギア80がラックギア90の移動面から離反する方向へ変位する。
請求項(抜粋):
乗員拘束用のウエビングを巻取る巻取軸と、この巻取軸を回転可能に支持するハウジングと、巻取軸を巻取り方向へ弾性付勢する付勢部材とを備えたシートベルト巻取り装置のシートベルトプリテンショナーにおいて、前記巻取軸の一端部に取付けられたピニオンギアと、このピニオンギアの歯と噛合可能なラック歯を有するとともに通常時にはピニオンギアから離隔した初期位置に位置するラックギアと、車両の衝突時にガスを発生させるガス発生器とを備え、前記ガス発生器から発生したガス圧をラックギアの受圧部に作用させてラックギアを前記初期位置からピニオンギアと噛合する方向へ移動させて、巻取軸を巻取り方向へ回動させるように構成し、前記ラックギアの複数のラック歯のうちの少なくとも移動方向先頭の第1ラック歯を、その他のラック歯よりも低く形成するとともに、ピニオンギアがラックギアの移動面から離反する方向へ変位可能に構成したことを特徴とするシートベルトプリテンショナー。
Fターム (5件):
3D018HB03 ,  3D018HC01 ,  3D018HD01 ,  3D018HE01 ,  3D018MA02

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