特許
J-GLOBAL ID:200903095491058656

人工心臓の可搬駆動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200638
公開番号(公開出願番号):特開平10-085322
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】高い安全性と信頼性を有し,かつ小型軽量で使い勝手がよく生活範囲が広められる人工心臓の可搬駆動装置を提供すること。【解決手段】接触式の血液シール18を用いた回転軸13の軸封手段を有する血液ポンプ1と,前記血液シール18へパージ液を循環供給するパージ液循環手段20,前記血液ポンプ1を駆動するポンプ制御手段30,各手段へ電力を供給する電力供給手段33、前記各手段の動作状態を表示する表示手段40,外部へ情報を伝達する通信手段50,および前記各手段を制御する制御手段100からなるシステム駆動部45と,システム駆動部45を搭載し可搬可能な搬送部60と,前記血液ポンプ1とシステム駆動部45を接続する接続部70とを有する。
請求項(抜粋):
人体に使用される人工心臓を駆動するための駆動軸を有する円筒形のモータ部11、前記モータ部11より伸延し軸受け19に軸承される回転軸13を介して駆動され血液を流動させるポンプ翼14と,前記軸受け19への血液成分の浸入を防止する接触式の血液シール18を具備し、前記モータ部11に接続されポンプ翼14を覆うケーシング15により構成され、血液を流動させる血液ポンプ1と,血液に対する前記回転軸13の軸封を維持するため前記血液シール18の接触部へ流体(以下パージ液)を循環供給するパージ液循環手段20,モータケーブル71を介し前記血液ポンプ1のモータ部11の駆動を電気的に制御するポンプ制御手段30,各手段へ電力を供給する電力供給手段33,前記各手段の動作状態およびデータを表示する表示手段40,外部との情報交換をおこなう通信手段50、および前記各手段を駆動制御する制御手段100とからなるシステム駆動部45と,前記システム駆動部45を搭載し移動可能な搬送部60と,前記血液ポンプ1とシステム駆動部45を接続する接続部70,および前記接続部70を表皮F上に保持する保持部90からなる接続手段74とを有してなることを特徴とする人工心臓の可搬駆動システム。

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