特許
J-GLOBAL ID:200903095491765719

吸収体用の伸縮性のある、伸展性の複合トップシート及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-536525
公開番号(公開出願番号):特表2000-507476
出願日: 1997年04月11日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】本発明は、好適態様において、孔の開いた、三次元の、巨視的に拡大された成形フィルム層と、成形フィルム層の片側に接着された、好ましくは不織の繊維層を備える、伸縮性のある、伸展性の、分泌液浸透性の複合ウェブに関する。複合ウェブは少なくとも1つの方向に微小クレープ化されており、複合ウェブが伸展性、及び好ましくはその方向への格納性を呈する。複合ウェブは微細ひだの中に成形フィルム層と不織層の細かな基準の入れ子状の重なりを呈し、高められた分泌液輸送特性のために層間の緻密な接触を提供する一方、成形フィルムの三次元性が層間の平衡状態を提供する。本発明の複合ウェブは、高められた伸縮性と伸展性を提供して、広範囲の使用中の状態に適応し、吸収体が着用者の身体にうまくそうことができるようにし、高められた可撓性を介して着用の心地よさを改善するために、特に吸収体のトップシートとして使用するのに適している。微小クレープで覆われた表面が着用者に柔らかで心地よい視覚的・触覚的印象を与える。更に、本発明は伸縮性と伸展性があり、分泌液浸透性の複合ウェブを作成する方法に関し、該方法は、(a)孔の開いた、三次元の、巨視的に拡大された成形フィルム層を提供する工程、(b)繊維層を提供する工程、(c)複合ウェブを形成するために、成形フィルム層の片側に繊維層を接着する工程、及び(d)複合ウェブを少なくとも1つの方向に微小クレープ化して、複合ウェブがその方向に収縮され、成形フィルム層が実質的に三次元に、また巨視的に拡大されたままであるようにする工程を備える。
請求項(抜粋):
伸縮性のある、伸展性の、分泌液浸透性の複合ウェブであって、前記ウェブは、 (a)孔の開いた、三次元の、巨視的に拡大された成形フィルム層と、 (b)好ましくはメカニカルボンディング、接着剤ボンディングまたは熱ボンディングを介して、前記成形フィルム層の片側に接着される繊維状の不織層とを備えており、 前記複合ウェブは、少なくとも1つの方向に微小クレープ化されており、その結果、前記複合ウェブは、伸展性と前記方向への格納性とを有し、前記成形フィルム層は、実質的に三次元で且つ巨視的に拡大されたまま留まることを特徴とする複合ウェブ。
IPC (5件):
A61F 13/511 ,  A61F 5/44 ,  A61F 13/15 ,  A61F 13/49 ,  A61F 13/54
FI (3件):
A61F 13/18 310 Z ,  A61F 5/44 H ,  A41B 13/02 E
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平6-502109
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-502109
  • 特表平6-502109

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