特許
J-GLOBAL ID:200903095502379492

吸着式冷凍装置の吸着コア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339633
公開番号(公開出願番号):特開平10-185352
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 吸着剤への冷媒の凝縮を抑制して、吸着剤の吸着、脱着能力を向上する。【解決手段】 第1吸着コア1a、1b、第2吸着コア2a、2bの第1流体通路11a、11b、第2流体通路21a、21bに、吸着コア1a、1b、2a、2bを加熱する加熱流体と、冷却する冷却流体とが流れ、この吸着コア1a、1b、2a、2bのうち、上記流体流れの上流側の所定部位に小吸着剤aを、この所定部位以外の部位に吸着剤Sを充填してある。吸着側の吸着コア1a、1b、2a、2bを流れる上記冷却流体の温度が、蒸発側の凝縮蒸発器3a、3b、4a、4bにて蒸発する冷媒の温度よりも低くなるとき、吸着コア1a、1b、2a、2bの上記所定部位が、この部位以外の部位よりも急速に冷媒を吸着でき、上記所定部位以外の部位における冷媒の凝縮を抑制できる。
請求項(抜粋):
冷却状態とされることにより冷媒を吸着し、加熱状態とされることにより冷媒を脱着する第1吸着コア(1a、1b、1)、第2吸着コア(2a、2b、2)と、前記第1吸着コア(1a、1b、1)、前記第2吸着コア(2a、2b、2)に連通可能に設けられ、前記第1吸着コア(1a、1b、1)、前記第2吸着コア(2a、2b、2)が冷媒を脱着するとき冷媒を凝縮する凝縮器(3a、3b、4a、4b、3)と、前記第1吸着コア(1a、1b、1)、前記第2吸着コア(2a、2b、2)に連通可能に設けられ、前記第1吸着コア(1a、1b、1)、前記第2吸着コア(2a、2b、2)が冷媒を吸着するとき冷媒を蒸発させる蒸発器(3a、3b、4a、4b、4)とを備え、前記第1吸着コア(1a、1b、1)が冷媒を吸着し、前記第2吸着コア(2a、2b、2)が冷媒を脱着する第1過程と、前記第1吸着コア(1a、1b、1)が冷媒を脱着し、前記第2吸着コア(2)が冷媒を吸着する第2過程とを、所定時間毎に交互に行なっており、前記第1吸着コア(1a、1b、1)、前記第2吸着コア(2a、2b、2)を加熱する加熱流体、および、冷却する冷却流体が流れる第1流体通路(11a、11b、11)、第2流体通路(21a、21b、21)が、前記第1吸着コア(1a、1b、1)、前記第2吸着コア(2a、2b、2)に備えられており、前記第1流体通路(11a、11b、11)、第2流体通路(21a、21b、21)の近傍に、冷媒を吸着、脱着する多数の吸着剤(S、a)が配置されており、前記第1吸着コア(1a、1b、1)および前記第2吸着コア(2a、2b、2)のうち、前記冷却流体流れの上流側の所定部位(G)は、この所定部位(G)以外の部位(H)に比べて吸着速度が大きく構成されていることを特徴とする吸着式冷凍装置の吸着コア。
IPC (2件):
F25B 35/04 ,  F25B 17/08
FI (2件):
F25B 35/04 ,  F25B 17/08 E

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