特許
J-GLOBAL ID:200903095503128043

2,5-ジアミノ-1-フェニルベンゼン誘導体を含有する酸化毛髪染色剤、及び新規な2,5-ジアミノ-1-フェニルベンゼン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武石 靖彦 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-557357
公開番号(公開出願番号):特表2002-511106
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】本願は、顕色物質と発色物質の組み合わせを主剤とし、ケラチン繊維、特に毛髪を酸化染色するための薬剤であって、当該薬剤が、顕色物質として少なくとも1種の下記の一般式(I)の2,5-ジアミノ-1-フェニルベンゼン誘導体を含有することを特徴とするもの、並びに、上記残基R1〜R10の少なくとも1つが水素とは異なる前記式(I)の新規な2,5-ジアミノ-1-フェニルベンゼン誘導体を対象するものである。
請求項(抜粋):
顕色物質と発色物質の組み合わせを主剤とした、ケラチン繊維を酸化染色するための薬剤であって、前記薬剤が、顕色物質として少なくとも1種の下記の一般式(I)の2,5-ジアミノ-1-フェニルベンゼン誘導体: 〔上式において、 R1、R2、R3およびR4は、独立して別々に水素、C1-C6-アルキル基、C1-C4-ヒドロキシアルキル基、C2-C4-ジヒドロキシアルキル基、またはC1-C4-アルコキシ-(C1-C4)-アルキル基を示すか、あるいはR1およびR2、またはR3およびR4が、4員環〜8員環の脂肪族環を形成し、この際、残基R1〜R4の少なくとも2つは水素を示し、 R5は、水素、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、C1-C4-アルキル基、C1-C4-ヒドロキシアルキル基、またはC1-C4-アルコキシ基であり、 R6、R7、R8、R9、R10は、独立して別々に水素、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシ基、C1-C4-アルコキシ基、C1-C6-アルキル基、C1-C4-アルキルチオエーテル基、メルカプト基、ニトロ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、トリフルオロメタン基、-C(O)H-基、-C(O)CH3-基、-C(O)CF3-基、-Si(CH3)3-基、C1-C4-ヒドロキシアルキル基、C3-C4-ジヒドロキシアルキル基、-CH=CHR11-基、p=1、2、3または4である-(CH2)p-CO2R12-基または-(CH2)p-R13-基、-C(R14)=NR15-基、またはC(R17)H-NR18R19-基であるか、あるいは、互いに隣り合って位置する残基R6〜R10の2つが-O-CH2-O-架橋を形成しており、 R11は、水素、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、CO2R12-基、または-C(O)CH3-基であり、 R12、R14およびR17は、独立して別々に水素またはC1-C4-アルキル基であり、 R13は、アミノ基またはニトリル基であり、 R15、R18およびR19は、独立して別々に水素、ヒドロキシ基、C1-C4-アルキル基、C1-C4-ヒドロキシアルキル基、C3-C4-ジヒドロ R16は、水素、アミノ基、またはヒドロキシ基である〕、またはこれらの生理学的に温和な水溶性の塩を含有することを特徴とする、ケラチン繊維を酸化染色するための薬剤。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第195765号
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Justus Liebigs Annalen Der Chemie, 1989, Vol.303, pp.353-361
  • Bulletin of the Chemical Society of Japan, 1934, Vol.9, p.55-74

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