特許
J-GLOBAL ID:200903095504692104

波形整形回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153882
公開番号(公開出願番号):特開平7-015295
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】ノイズが波形整形に及ぼす影響を簡単、且つ確実に回避することができ、しかも他の回路と併せて集積回路化するにも容易な構成を有する波形整形回路を提供する。【構成】交番アナログ信号として入力される入力信号と比較基準信号とをコンパレータによって比較することにより該入力信号をその交番周期に対応した2値化信号として波形整形する。その際、入力信号にノイズが重畳されていても、そのノイズをマスクする上で好適なヒステリシス成分の印加レベル、並びに印加時間をソフトウェア的に任意設定し、この設定された印加レベル及び印加時間に対応した波形を有するヒステリシス波形をハードウェア的に発生する。そして、この発生したヒステリシス波形を、それぞれ入力信号と比較基準信号との相対的なレベル差が助長される態様で、これら信号の少なくとも一方に印加する。
請求項(抜粋):
交番アナログ信号として入力される入力信号と比較基準信号とをコンパレータによって比較することにより該入力信号をその交番周期に対応した2値化信号として波形整形するに、該2値化信号として入力信号が比較基準信号より大きい旨示す2値化第1レベルの信号を得る期間、及び同2値化信号として入力信号が比較基準信号より小さい旨示す2値化第2レベルの信号を得る期間で、それぞれ入力信号と比較基準信号との相対的なレベル差を助長するヒステリシスを持たせ、これら持たせたヒステリシス成分を通じて前記入力信号に混入されるノイズ成分をマスクする波形整形回路において、波形整形信号として得られる前記2値化信号の交番周期に基づき、前記ノイズ成分をマスクする上で好適なヒステリシス成分の印加レベル、並びに印加時間をそれぞれリアルタイム演算する演算手段と、これら演算された印加レベル及び印加時間に応じた特定の信号波形を生成し、該生成した信号波形を前記得られる2値化信号の交番に同期して前記入力信号及び比較基準信号の少なくとも一方に印加するヒステリシス波形発生回路と、を具えることを特徴とする波形整形回路。
IPC (2件):
H03K 5/08 ,  G01P 3/481

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