特許
J-GLOBAL ID:200903095519333143

上水道の塩素注入率制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-139387
公開番号(公開出願番号):特開平6-206077
出願日: 1993年05月18日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 目標地点の残留塩素濃度を常に最適な状態に保つようにする。【構成】 管網モデル、予測および実績需要量、目標濃度時系列値、仮設定注入率、注入率上下限値の各データを演算装置1に入力し、管網モデルおよび予測・実績需要量を用いた動的水質解析演算により塩素の注入率を仮設定注入率の値とした場合における管網内の残留塩素濃度分布を算出し、次いで、管網モデルおよび予測・実績需要量を用いた動的水質解析演算により塩素の注入率を単位時間ごとに単位量増加した場合における管網内の残留塩素濃度分布の変化を繰り返し算出する。得られた塩素の注入率と残留塩素濃度分布との関係から、管網上の目標地点の残留塩素濃度が目標濃度時系列値に近い値とする注入率スケジュールを算出し、注入比率コントローラ5へ送り塩素の注入率を制御する。
請求項(抜粋):
管網モデル、予測および実績需要量、目標濃度時系列値、仮設定注入率、注入率上下限値の各データを入力する手段と、管網モデルおよび予測・実績需要量を用いた動的水質解析演算により塩素の注入率を仮設定注入率の値とした場合における管網内の残留塩素濃度分布を算出する手段と、管網モデルおよび予測・実績需要量を用いた動的水質解析演算により塩素の注入率を単位時間ごとに単位量増加した場合における管網内の残留塩素濃度分布の変化を繰り返し算出する手段と、算出された塩素の注入率と残留塩素濃度分布との関係から得られる連立方程式またはその関係を用いた最小二乗法により、管網上の目標地点の残留塩素濃度が目標濃度時系列値に近くなる注入率スケジュールを算出する手段と、算出された注入率スケジュールの値が注入率上下限値を越えた場合に、上下限値以内に補正する手段と、を備えたことを特徴とする上水道の塩素注入率制御装置。
IPC (3件):
C02F 1/50 ,  C02F 1/76 ,  G05D 11/00

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