特許
J-GLOBAL ID:200903095521571256

離型フイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208686
公開番号(公開出願番号):特開平9-052319
出願日: 1995年08月16日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 溶剤系粘着剤溶液、溶剤系樹脂溶液、溶剤系セラミックスラリー等の塗工用キャリヤーフイルム或いは溶剤系粘着剤皮膜等の保護フイルムに有用な離型フイルムを提供する。【解決手段】 ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、ビニル基を有するポリフェニルメチルシロキサンと、ハイドロジェンシラン系化合物とをPt系化合物を触媒に用いて付加重合して得られるシリコーン系ポリマーを含む離型層を設けてなる離型フイルムであって、該ビニル基を有するポリフェニルメチルシロキサン中のフェニル基及びメチル基総量中のフェニル基の割合が5〜30モル%であり、該離型層中のPt系化合物の濃度がPt金属元素として1〜500ppmであり、かつ該離型層の最大表面張力(γL max )が30〜60 dyne/cmである離型フイルム。
請求項(抜粋):
ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、下記式(A)で示されるビニル基を有するポリフェニルメチルシロキサンと、下記式(B)で示されるハイドロジェンシラン系化合物とをPt系化合物を触媒に用いて付加重合して得られるシリコーン系ポリマーを含む離型層を設けてなる離型フイルムであって、該ビニル基を有するポリフェニルメチルシロキサン中のフェニル基及びメチル基総量中のフェニル基の割合が5〜30モル%であり、該離型層中のPt系化合物の濃度がPt金属元素として1〜500ppmであり、かつ該離型層の下記式(I)で求まる最大表面張力(γL max )が30〜60 dyne/cmである離型フイルム。【化1】[式(A)中、R1 はフェニル基、R2 はメチル基またはフェニル基、m、n1 及びn2 は整数であり、m+(n1 +n2 )=30〜5000、n1 ×0.05≦n2 ≦n1 ×0.3である。]【化2】[式(B)中、a及びbは整数であり、5≦a+b≦200である。]【数1】γL max =1/b+γC /2 ......式(I)[式(I)で、bはzismanプロットのより求まる定数、γC は臨界表面張力を示す。]
IPC (6件):
B32B 27/00 ,  B32B 27/00 101 ,  B32B 27/36 ,  C08F299/08 MRY ,  C08G 77/12 ,  C08G 77/20 NUG
FI (6件):
B32B 27/00 L ,  B32B 27/00 101 ,  B32B 27/36 ,  C08F299/08 MRY ,  C08G 77/12 ,  C08G 77/20 NUG

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