特許
J-GLOBAL ID:200903095526146197

流体封入式マウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-356936
公開番号(公開出願番号):特開平5-172180
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 電歪素子等にて、流体室の壁部の一部を構成する振動板を小変位駆動することにより、大きな流体室の内圧変化を得ることのできる、流体室の内圧制御による防振特性の切換えが可能な流体封入式マウント装置を提供すること。【構成】 筒状の第二の取付金具12の一方の開口部側に、ゴム弾性体14を介して、第一の取付金具10を連結する一方、該第二の取付金具12の他方の開口部側を拡大し、そこに、かかる第二の取付金具12における前記ゴム弾性体14が固着された側の開口部よりも大きな面積を有する振動板34を変位可能に配して、該開口部を閉塞せしめることにより、壁部の一部がそれらゴム弾性体14および振動板34にて構成された流体室38を形成し、そして、かかる振動板34を、外部から及ぼされる電界又は磁界の変化によって伸縮変形する歪素子58にて駆動せしめるようにした。
請求項(抜粋):
第一の取付金具を、筒状の第二の取付金具における軸方向一方の開口部側に所定距離を隔てて配すると共に、該第一の取付金具と該第二の取付金具とを、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結する一方、かかる第二の取付金具における軸方向他方の開口部側を拡大し、かかる拡大された開口部に、該第二の取付金具における前記ゴム弾性体が固着された側の開口部よりも大きな面積を有する振動板を変位可能に配して、該開口部を閉塞せしめることにより、壁部の一部が前記ゴム弾性体および前記振動板にて構成されて、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を形成し、更に、前記第二の取付金具に対して、前記振動板の背後に位置する支持部を設けて、それら振動板と支持部との間に、外部から及ぼされる電界又は磁界の変化によって伸縮変形する歪素子を配設せしめ、かかる歪素子を介して、前記振動板を該支持部に連結せしめたことを特徴とする流体封入式マウント装置。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12

前のページに戻る