特許
J-GLOBAL ID:200903095528185971

車輌用放電灯の点灯回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314012
公開番号(公開出願番号):特開平7-142182
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 始動用パルス発生回路の構成を簡単化し、始動用パルスの発生に係る遅延時間を短縮するとともに、点灯の確実性を高める。【構成】 点灯回路1は、直流入力電圧を直流昇圧回路6により昇圧して直流-交流変換回路16により矩形波状電圧に変換し、これに始動用パルス発生回路22による始動用パルスを重畳して放電灯21へ供給する。直流昇圧回路のトランス7の2次側には、放電灯への給電用巻線7bとは別の始動用巻線7cと、その後段の整流回路11とを設け、これらにより抵抗27及びダイオード28を介してコンデンサ25を充電し、その端子電圧が所定値以上となった時に直流-交流変換回路の出力する矩形波電圧V(2)が高レベルの期間に限ってコンデンサ25に充電されるよう制御する。これによって始動用パルスの発生電圧の方向と矩形波の極性との間に関連性を持たせる。
請求項(抜粋):
直流入力電圧をトランスを用いて昇圧するための直流昇圧回路と、該直流昇圧回路の出力電圧を交流電圧に変換して放電灯に供給するための直流-交流変換手段と、放電灯への始動用パルスを発生させてこれを直流-交流変換手段の出力に重畳して放電灯に供給する始動用パルス発生回路とを備えた車輌用放電灯の点灯回路において、(イ)直流昇圧回路のトランスの2次側に、放電灯への給電用巻線とは別の始動用巻線を設けるとともに、該始動用巻線の出力電圧を整流する整流回路を設けたこと、(ロ)始動用パルス発生回路はトランスを有し、該トランスの2次巻線が直流-交流変換回路の出力端子と放電灯とを結ぶ第1の給電ライン上に設けられ、トランスの1次巻線に対して直列にコンデンサ及び自己降伏型スイッチ素子が接続され、自己降伏型スイッチ素子の降伏時に当該素子及び1次巻線、コンデンサによる直列回路が閉成されること、(ハ)(イ)の整流回路の正側出力端子が抵抗及び順方向接続のダイオードを介して自己降伏型スイッチ素子とコンデンサとの間に接続され、整流回路の他の出力端子が直流-交流変換回路の出力端子と放電灯とを結ぶ第2の給電ラインに接続されていること、(ニ)(ロ)の自己降伏型スイッチ素子の降伏点が、(イ)の整流回路の出力電圧と直流-交流変換回路の出力電圧との間の差電圧以上であって両者の和電圧以下の範囲に設定されていることを特徴とする車輌用放電灯の点灯回路。
IPC (4件):
H05B 41/29 ,  H02M 3/155 ,  H02M 7/5387 ,  H05B 41/18 310

前のページに戻る