特許
J-GLOBAL ID:200903095531444813

二軸配向ポリエステルフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 了司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-065471
公開番号(公開出願番号):特開平10-007820
出願日: 1988年04月14日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 高密度磁気記録媒体用として表面平滑性に優れ、かつ高速作業時におけるハンドリング性が良好な厚み10μm以下の二軸配向ポリエステルフィルムを提供する。【解決手段】 滑剤中に平均粒子径0.05〜0.5μm、粒子径のばらつき度25%以下、滑剤粒子の外接円に対する面積率60%以上のシリカを含む少なくとも一種類の不活性粒子をポリエステルに対して0.005〜0.5重量%含有し、フィルム表面の静止摩擦係数が2.0未満、二軸配向ポリエステルフィルムをガラス平板上に重ねたときの空気抜け速さが900秒以下、高さ最大の突起高さが0.54μm未満、高さ0.2μm以上の突起密度が200〜2000個/mm2 、高さ0.025〜0.2μmの突起密度が20000個/mm2 以上である。
請求項(抜粋):
滑剤を含み、表面に微細な多数の突起を有する厚みが10μm以下の二軸配向ポリエステルフィルムにおいて、上記の滑剤中に平均粒子径が0.05〜0.5μm、粒子径のばらつき度(標準偏差と平均粒子径との比率)が25%以下、上記滑剤粒子の外接円に対する面積率(粒子の投影断面積と粒子に外接する円の面積との比)が60%以上のシリカを含む少なくとも一種類の不活性粒子を、ポリエステルに対して0.005〜0.5重量%含有し、フィルム表面の静止摩擦係数が2.0未満、この二軸配向ポリエステルフィルムをガラス平板上に重ねたときの重合面の空気抜け速さ(ただし、直径70mmのガラス平板上に重ね、ガラス平板上からはみ出した部分を密封し、重合面の空気をガラス平板の外周から真空ポンプで吸引し、ガラス平板の外周部に干渉縞が出現してからガラス平板の全面にわたる干渉縞が出現してその動きが停止するまでの時間を空気抜け速さとする) が900秒以下、高さ最大の突起高さが0.54μm未満、高さ0.2μm以上の突起の密度が200〜2000個/mm2 、高さ0.025μm以上0.2μm未満の突起の密度が20000個/mm2 以上であることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。
IPC (8件):
C08J 5/18 CFD ,  B29C 55/12 ,  C08K 3/36 ,  C08L 67/02 ,  G11B 5/704 ,  B29K 67:00 ,  B29K105:16 ,  B29L 7:00
FI (5件):
C08J 5/18 CFD ,  B29C 55/12 ,  C08K 3/36 ,  C08L 67/02 ,  G11B 5/704
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-263025

前のページに戻る