特許
J-GLOBAL ID:200903095531518809

超音波検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-130819
公開番号(公開出願番号):特開平11-326295
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 回路構成を単純化し得、装置コストが低い超音波検査装置を提供する。【解決手段】 スイッチング素子SWがオンしたタイミングで、各スイッチング素子SW0 〜SW15のソースに、送受信回路8から送信パルスが送信されるようになっており、該送信パルスはオンしているスイッチング素子SWのドレインから振動子Sに与え、振動子Sは超音波を被検査物に送信する。被検査物からのエコーは全ての振動子S0 〜S15によって受信され、各振動子S0 〜S15は、エコーを電気信号に変換して得れた受信パルスをマルチプレクサ6にそれぞれ与える。マルチプレクサ6には、受信信号が与えられる少し前のタイミングで、切り換え信号出力器3から切り換え信号が与えられ、マルチプレクサ6は、切り換え信号で特定される内部スイッチを所定時間だけオンした後、当該内部スイッチをオフして、対応する振動子Sの受信信号を送受信回路8へ与える。
請求項(抜粋):
複数の振動子と、振動子を励振するパルスを出力端子から振動子へ出力し、振動子から入力端子に入力された受信信号を処理する送受信回路と、前記パルスを出力させるトリガを所定周期で前記送受信回路に与えるトリガ発振回路と、振動子を各別に励振すべく、その振動子を特定する第1アドレス信号を出力する第1アドレス信号出力回路と、出力された第1アドレス信号で特定される振動子を選択する選択回路とを備え、選択した振動子に前記パルスを与えて励振した振動子から被検査物へ超音波を送信することによって被検査物を検査する装置において、各振動子と送受信回路の出力端子との間にそれぞれ介装させた複数の第1スイッチング素子と、前記トリガが出力される周期によって定まる周期で2つの信号レベルが交番する制御信号を前記選択回路へ出力する制御信号出力回路と、前記振動子の内の複数の振動子と送受信回路の入力端子との間に介装した開閉手段と、前記トリガに基づいて、前記開閉手段の開閉を制御する開閉制御手段とを備え、前記選択回路は、入力した制御信号が一方の信号レベルのとき、全ての第1スイッチング素子をオフし、入力した制御信号が他方の信号レベルのとき、選択した振動子と送受信回路との間に介装させた第1スイッチング素子をオンするようになしてあることを特徴とする超音波検査装置。
IPC (2件):
G01N 29/22 503 ,  A61B 8/00
FI (2件):
G01N 29/22 503 ,  A61B 8/00

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