特許
J-GLOBAL ID:200903095537651934

低圧作動のための極低温精留システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-203035
公開番号(公開出願番号):特開平7-055333
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 低圧作動を可能にする極低温精留システムを提供すること。【構成】 複コラム型極低温精留システム。低圧コラムの底部流体を、1回通しの下向き流れ環流凝縮器内で高圧コラムの棚蒸気を凝縮させることによって発生した蒸気に対して向流間接接触流れとして通流させ、底部流体を追加の精留工程にかける。それによって、高圧コラムの作動圧を低くすることを可能にし、従って、供給物の圧縮に要する動力所要量を節減する。
請求項(抜粋):
供給空気を極低温精留するための極低温精留方法であって、(A)供給空気を複コラムの高圧コラム内へ供給し、該供給空気を該高圧コラム内で窒素濃縮蒸気と酸素濃縮液体とに分離する工程と、(B)酸素濃縮液体を前記複コラムの低圧コラム内へ通し、該低圧コラム内で極低温精留により酸素豊富液体を生成する工程と、(C)酸素豊富液体を下向き流れ環流凝縮器の上方部分内へ通し、該下向き流れ環流凝縮器内を流下する該酸素豊富液体の一部分を窒素濃縮蒸気との間接熱交換によって蒸発させて酸素豊富蒸気を生成する工程と、(D)前記酸素豊富蒸気を前記下向き流れ環流凝縮器内で流下する酸素豊富液体に対して向流直接接触流れとして通して、より酸素濃度の高い酸素富化液体を生成する工程と、(E)前記下向き流れ環流凝縮器の上方部分内へ通された前記酸素豊富液体の酸素濃度を越える酸素濃度を有する、より酸素濃度の高い酸素富化液体を該下向き流れ環流凝縮器の下方部分から抽出する工程と、から成る方法。

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