特許
J-GLOBAL ID:200903095541219087

耐震建築構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 賢三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-026149
公開番号(公開出願番号):特開2001-234642
出願日: 1999年01月25日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 耐震中間柱を梁に立設した短スパンラーメン構造体の特徴を活かしつつ、骨組の終局耐力時に、耐震中間柱に柱降伏型ヒンジが形成され、降伏後も柱軸力機能を保持しうる優れた耐震性能を有する耐震建築構造体を提供する。【解決手段】 柱2を基礎1に立設し、柱2に横架した梁3のスパン中間部に耐震中間柱4を立設し、柱2および梁3を鉄筋コンクリート造にし、耐震中間柱4を鉄骨造にした骨組の耐震建築構造体において、梁3と耐震中間柱4との接合部における耐震中間柱4の断面幅Bcを梁3のコンクリート断面幅Bgよりも小さくし、耐震中間柱4が梁3のコンクリート断面内を貫通して上下階に亘って立設し、耐震中間柱4の鉄骨部材を鉄筋コンクリート部材8で被覆し、この鉄筋コンクリート部材8が梁3の鉄筋コンクリート部材と構造的に一体化しないように、梁3と耐震中間柱4との接合部近傍で、耐震中間柱4を被覆する鉄筋コンクリート部材8の柱頭部および柱脚部に構造スリット9を設ける。
請求項(抜粋):
柱、梁、耐震中間柱を備えた骨組で構成され、前記柱を基礎に立設し、前記耐震中間柱を前記梁のスパン中間部に立設し、前記柱および前記梁を鉄筋コンクリート造にするとともに、前記耐震中間柱を鉄骨造にした耐震建築構造体において、前記梁と前記耐震中間柱との接合部における前記耐震中間柱の断面幅を前記梁のコンクリート断面幅よりも小さくし、前記耐震中間柱が前記梁のコンクリート断面内を貫通して上下階に亘って立設し、前記耐震中間柱の鉄骨部材を鉄筋コンクリート部材で被覆し、この鉄筋コンクリート部材が前記梁の鉄筋コンクリート部材と構造的に一体化しないように、前記梁と前記耐震中間柱との接合部近傍で、前記耐震中間柱を被覆する鉄筋コンクリート部材の柱頭部と柱脚部との少なくとも一方に構造スリットを設けた、ことを特徴とする耐震建築構造体。
IPC (2件):
E04H 9/02 301 ,  E04B 1/30
FI (2件):
E04H 9/02 301 ,  E04B 1/30 K
引用特許:
審査官引用 (2件)

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