特許
J-GLOBAL ID:200903095541741972

使い捨ての防じんマスクおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 白浜 吉治 ,  小林 義孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-036238
公開番号(公開出願番号):特開2004-242905
出願日: 2003年02月14日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】使い捨て防じんマスクの製造を容易にして、そのマスクにおける保持部材の取り付け強度を安定させたり、フィルター部材を潰れ難くしたりする。【解決手段】使い捨て防じんマスク1が椀状のフィルター部材2と、接顔パッド部材4と、締めひも6と、ひも保持部材7とを有する。フィルター部材2の内面が網状の保形材14によって裏打ちされる。保形材14はフィルター部材2を形成する合成繊維の溶融温度と同じであるかその温度よりも低い溶融温度を有する合成樹脂によって形成され、フィルター部材2の周縁部13ではその保形材14が溶融固化して薄くなり、ひも保持部材7の貫通部位23を通り抜けてフィルター部材2と接顔パッド部材4とを接合する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
マスク着用者の顔面と向かい合う内面とその反対側の外面とを有する合成繊維で形成されてほぼ椀状を呈する可撓性のフィルター部材と、合成樹脂の発泡体からなり外周縁部と内周縁部とを有し前記外周縁部が前記フィルター部材の周縁部内面に取り付けられて前記周縁部の内側で環状に延びる柔軟にして弾性を有する接顔パッド部材と、前記周縁部の周り方向における少なくとも一部分において前記フィルター部材と前記接顔パッド部材との間に介在し前記フィルター部材および前記接顔パッド部材よりも高剛性であるひも保持部材と、前記ひも保持部材に取り付けられた可撓性の締めひもとを有する使い捨ての防じんマスクにおいて、 前記ひも保持部材は前記周縁部に沿って延びる弧状部分を有し、前記弧状部分には該弧状部分をその厚さ方向である前記フィルター部材と前記接顔パッド部材とに向かう方向へ貫通する部位が形成されており、 前記フィルター部材は前記内面が椀状を呈する通気性の網状部材によって裏打ちされていて前記網状部材が前記周縁部にまで広がっており、前記網状部材は該部材の目を形成する糸状部分が前記フィルター部材を形成する合成繊維の溶融温度と同じであるかその温度よりも低い溶融温度を有する合成樹脂によって形成されていて前記内面を裏打ちする部位において前記網状部材の厚さ方向に0.5〜2mmの寸法を有し、前記糸状部分はさらに前記周縁部において前記フィルター部材と前記接顔パッド部材との間に位置する部位がこれら両部材を一体的に接合するように溶融固化して薄くなっており、前記フィルター部材と前記ひも保持部材との間に位置する部位が前記ひも保持部材の前記貫通する部位を通り抜けて前記ひも保持部材を介して前記フィルター部材と前記接顔パッド部材とを一体的に接合するように溶融固化して薄くなっていることを特徴とする前記防じんマスク。
IPC (1件):
A62B18/02
FI (1件):
A62B18/02 B
Fターム (5件):
2E185AA07 ,  2E185BA16 ,  2E185BA17 ,  2E185CC33 ,  2E185CC73

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