特許
J-GLOBAL ID:200903095550107259

時刻修正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-311624
公開番号(公開出願番号):特開平7-160358
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 特定の親機となるターミナルを決めることなく、各ターミナル間の相互の通信によって各ターミナルの時計の時刻を修正して一致させる。【構成】 ターミナルAの時計1の時刻と、他のターミナルB,C,Dがそれぞれ備える時計1の時刻との差をそれぞれ算出し、これらの差に基づいてターミナルAの時計1の時刻と、全てのターミナルA,B,C,Dが備える時計1の時刻の平均時刻との差を計算する。この差をターミナルAの時計1の現在時刻から減算して時刻の修正を行う。ターミナルB,C,Dについても、ターミナルAと同様の手法によってそれぞれが持つ時計1の時刻を修正する。
請求項(抜粋):
複数の端末装置A1〜Am(mは2以上の整数)がそれぞれ備える時計手段の時刻を、同一時刻に修正する時刻修正方法において、各端末装置は、他の端末装置との間で通信データの送信および受信を行う通信手段を備え、前記通信手段における送信前処理時間、実通信処理時間および受信後処理時間がそれぞれ既知の固定時間であるとき、各端末装置Ai(i=1〜m)は、他の全ての端末装置Aj(j=1〜m,j≠i)との間で通信処理を行い、当該通信処理における送信前処理の開始時刻を通信データとして送信し、端末装置Ajからの通信データである送信前処理の開始時刻と、前記通信データの受信後に行う受信後処理の終了時刻と、前記送信前、実通信および受信後処理時間とに基づいて、端末装置Ajが備える時計手段の時刻との時差をそれぞれ算出し、これらの時差に基づいて、全ての端末装置A1〜Amが備える時計手段の現在時刻の平均時刻との時間差を算出し、前記時間差を時計手段の現在時刻から減算することを特徴とする時刻修正方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-188614

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