特許
J-GLOBAL ID:200903095551159937

運搬用容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-295261
公開番号(公開出願番号):特開平6-144445
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 同形容器のネスティングおよびスタッキングが可能な半箱をネスティングおよびスタッキングできるばかりでなく、内容物の納まりがよく、支脚部およびポケット部の形成位置に自由度があり、さらにスライディング操作可能な幅が大きな運搬用容器を提供する。【構成】 各隅側部分X1,X2,Y1,Y2に副支脚部57と、容器の平面視における中心点Pを中心とする点対称位置に形成される副ポケット部56を付加し、さらに半裁部分の中心点Qを中心とする点対称位置に形成される半箱用副ポケット部58を設ける。さらに落ち込み防止用ポケット部61を設け、スライディング操作時に、支脚部34a,34b,35a,35bおよび副支脚部57がポケット部の開口に同時に経過する場合に、落ち込み防止用ポケット部61がフランジ部37上にあるように、形成位置を設定した。
請求項(抜粋):
底板部と、底板部から立ち上がって対向する各々一対の側壁部および端壁部と、該側壁部および端壁部上端に連続するフランジ部とで略矩形の容器本体を構成し、前記側壁部各々の両隅側部分に、該側壁部の外面より突出して上下方向に延在する支脚部と、該支脚部と所定距離離間して前記フランジ部に開口し、かつ上下方向に延在するポケット部とを設け、前記側壁部の一方に形成された二本の支脚部と他方に形成された二個のポケット部が、平面視における容器本体の中心点Pを中心とする点対称位置にあり、かつ前記側壁部の一方に形成された二個のポケット部と他方に形成された二本の支脚部とが、中心点Pを中心とする点対称位置にあるように、各支脚部およびポケット部を配置することによって、前記ポケット部が前記支脚部より容器本体隅側に設けらた隅側部分を含む2ヵ所の第一側壁半部と、該2ヵ所の第一側壁半部と各々中心点Pを中心とする点対称位置にあり、前記支脚部が前記ポケット部より容器本体隅側に設けられた隅側部分を含む2カ所の第二側壁半部とを形成し、さらに、第一および第二側壁半部各々の中央側部分に、該側壁半部と対向する側壁半部に形成された支脚部に対して、平面視における容器本体半裁部分の中心点Qを中心とする点対称位置で前記フランジ部に開口する半箱用ポケット部を設けた運搬用容器において、第一側壁半部にて、隅側部分の前記ポケット部より容器本体隅側で前記フランジ部に開口する副ポケット部を設け、第二側壁半部にて、隅側部分に前記副ポケット部に対して中心点Pを中心とする点対称位置に副支脚部を設け、中央側部に前記副支脚部に対して中心点Qを中心とする点対称位置で前記フランジ部に開口する半箱用副ポケット部を設けるとともに、第一側壁半部にて、前記支脚部より中央側に落込み防止用支脚部を設け、かつ第二側壁半部にて、前記落ち込み防止用支脚部に対する中心点Pを中心とした点対称位置に落ち込み防止用ポケット部を設け、第二側壁半部にて、前記支脚部より中央側に落込み防止用支脚部を設け、かつ第一側壁半部にて、前記落ち込み防止用支脚部に対する中心点Pを中心とした点対称位置に落ち込み防止用ポケット部を設け、さらに、2個の運搬用容器を同方向で重ね、側壁部延在方向にスライドさせた際に、上方運搬用容器の第一側壁半部の支脚部が下方運搬用容器の第一側壁半部のフランジ部に開口する半箱用ポケット部および落ち込み防止用ポケット部を経過する場合に、第一側壁半部の落ち込み防止用支脚部が必ずフランジ部上にあるようにし、かつ上方運搬用容器の第二側壁半部の支脚部および副支脚部が下方運搬用容器の第二側壁半部の副支脚部より中央側でフランジ部に開口するポケット部から選択され、支脚部および副支脚部の距離より内側開口縁同士の距離が大きくかつ外側開口縁同士の距離が小さい2つのポケット部を同時に経過する場合に、落ち込み防止用支脚部は必ずフランジ部上にあるように、前記落ち込み防止用支脚部の形成位置を設定したことを特徴とする運搬用容器。
IPC (3件):
B65D 21/04 ,  B65D 1/22 ,  B65D 21/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-072146

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