特許
J-GLOBAL ID:200903095552461785

自動変速機用歯車列

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-103426
公開番号(公開出願番号):特開平7-286645
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 全体としてコンパクトな自動変速機用歯車列とする。【構成】 入力軸2と出力軸3を結ぶ軸線にそって、ダブルピニオン型でかつそのサンギヤを分割し内径側へキヤリアの出力を可能とした第1遊星歯車装置4、シングル型の第2、第3遊星歯車装置5、6が設けられ、第1〜第3クラッチC1〜C3、第1〜第3ブレーキB1〜B3およびワンウェイクラッチ7のうち2個の締結により前進5速後進1段の変速段が得られる。第1遊星歯車装置の第1キヤリア5cの出力が上記分割されたサンギヤの中間からサンギア内径側を経て後段へ伝達される。サンギアの内側に軸が1本入るだけなので、全体の径を小さくできる。
請求項(抜粋):
トランスミッションケース内に、入力軸から出力軸の間に順次第1、第2、第3遊星歯車装置を備え、複数の締結要素の選択作動により、少なくとも前進5速の変速段を得る自動変速機用歯車列において、前記第1遊星歯車装置をダブルピニオン型とし、そのダブルピニオンと噛み合うサンギヤを分割し内径側へキャリアの出力を可能とし、前記第1の遊星歯車装置のリングギヤを第1回転メンバとし、前記第1の遊星歯車装置のキャリアと第3の遊星歯車装置のリングギヤを連結して第2回転メンバとし、前記第1の遊星歯車装置のサンギヤと第2の遊星歯車装置のサンギヤおよび第3の遊星歯車装置のサンギヤを連結して第3回転メンバとし、前記第2の遊星歯車装置のキャリアを第4回転メンバとし、前記第1回転メンバを第1の締結要素で入力軸に結合可能とするとともに、第4の締結要素で固定可能とし、前記第2回転メンバを第2の締結要素で入力軸に結合可能とし、前記第3回転メンバを第3の締結要素で入力軸に結合可能とするとともに、第5の締結要素で固定可能とし、前記第4回転メンバを第6の締結要素で固定可能とし、前記第2遊星歯車装置のリングギヤと第3遊星歯車装置のキャリアを出力軸に連結したことを特徴とする自動変速機用歯車列。

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