特許
J-GLOBAL ID:200903095552735443

往復式油圧ユニットおよび油圧式無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-134232
公開番号(公開出願番号):特開平10-288149
出願日: 1997年04月16日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、カム部材の傾斜角の可変制御が容易で、より効率的で、構造がシンプルな油圧ポンプ、油圧モータを提供し、これを用いたコンパクトな油圧式無段変速機を提供することを目的とする。【構成】 往復式油圧ユニットは内球面を有したハウジング1と、ハウジング1に固定保持されたインナーシャフト4と、内球面に軸方向に対して傾斜角を持ったリング状の溝5を有し、傾斜角可変可能な球形状スリーブ6と、断面が半円状の複数のシリンダ溝8およびピストン12が外径部の軸方向に設けられ、前記インナーシャフト4に回転自在に嵌合された球体状メインシャフト11と、前記溝5とピストン12を回転摺動自在に結合する球体ピン13とで構成される。 油圧式変速機は前記油圧ポンプP、油圧モータMがハウジング1内に共用一体型のインナーシャフト4で対称に配設され、構成されている。
請求項(抜粋):
内球面を有したハウジングと、このハウジングに固定保持された吸入ポートおよび吐出ポートを有したインナーシャフトと、このハウジングの内球面に内接された、軸方向に傾斜角を持ち、断面が半円状の溝を内球面にリング状に設けた回転自在の球形状スリーブと、この傾斜角を変化させる中心線方向の球形状スリーブの一端に設けた軸と、この球形状スリーブに内接され、前記インナーシャフトに回転自在に嵌合され、軸方向に複数のシリンダ溝が外球面に配設され、シリンダ溝の両端に吸入孔かつ吐出孔を持った回転自在な球体状メインシャフトと、このシリンダ溝に摺動自在に配設されたピストンと、このピストンと前記球形状スリーブの内球面の溝を連結する回転摺動自在な複数の球体ピンと、この複数の球体ピンの間の溝を充填する摺動自在な断面が半円状のスペーサとからなり、ピストンがシリンダ溝内を往復摺動するように構成されていること、および球形状スリーブの傾斜角が可変可能なことを特徴とする往復式油圧ユニット。
IPC (3件):
F04B 1/22 ,  F04B 9/02 ,  F16H 39/14
FI (3件):
F04B 1/22 ,  F04B 9/02 C ,  F16H 39/14

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