特許
J-GLOBAL ID:200903095560243070

加工性に優れた構造用高強度ステンレス鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350135
公開番号(公開出願番号):特開平5-195054
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 加工性に優れた構造用高強度ステンレス鋼材の提供。【構成】 各元素の含有量が調整され、室温で実質的にマルテンサイト組織である鋼の焼鈍材に35%以上の冷間圧延した後、550〜750°Cで30分以下の範囲で熱処理を施すことによってマルテンサイト相からオーステナイト相への逆変態を生じさせた後、再び550〜750°Cで30分以下の範囲で熱処理することによって未変態のマルテンサイト相とオーステナイト相の微細な複相組織を安定なものとする。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.10%以下Si:5.5%以下Mn:7.0%以下P:0.050%以下S:0.020%以下Cr:10.0〜17.0%Ni:3.0〜10.0%N:0.10%以下を含有し、残部Feと不可避的不純物からなり、かつNieq=Ni+0.7Mn+0.5Cr+0.3Si+20(C+N)で定義されるNieqの値が13.0〜17.5の範囲内にある鋼を常法によって熱延コイルとし、35%以上冷間圧延した後、550〜750°Cの温度範囲内で30分以下の範囲内で熱処理を施し、マルテンサイト(M)単相あるいはM相と微細なオーステナイト(γ)相の複相組織とした後、再び550〜750°Cの温度範囲内で30分以下の範囲内で熱処理を施すことによりM相とγ相の微細な複相組織とすることを特徴とする加工性に優れた構造用高強度ステンレス鋼材の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/40 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58

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