特許
J-GLOBAL ID:200903095566730290

信号増幅装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157092
公開番号(公開出願番号):特開平10-013164
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で低雑音のプッシュプル出力を得ることができる信号増幅装置を提供する。【解決手段】 第1の増幅手段22と第2の増幅手段24とは、極性が同一で特性がほぼ等しく、かつ並列接続である。したがって、入力段における増幅素子のノイズの影響等が少ない。また第1の定電流源28、第2の定電流源30は、それぞれ一定電流I01、I02(≒I01)を流す。電流路32は、第2の増幅手段24の第1の端子24aと第2の定電流源30との接続点に配置された引算部31から分岐され、一定電流I02と電流I1’との差である電流I2を流す。第3の増幅手段34、第4の増幅手段36は、それぞれ電流I1、I2を増幅する。双方の増幅率は等しい。帰還手段40は、出力信号に基づく帰還を行なう。したがって、信号出力端子38からは、安定したプッシュプル出力が得られる。
請求項(抜粋):
第1の端子、第2の端子、および第1の端子と第2の端子との間に流れる電流I1を制御する制御端子、を有する第1の増幅手段、第1の増幅手段と同極性の増幅手段であって、第1の端子、第2の端子、および第1の端子と第2の端子との間に流れる電流I1’を制御する制御端子、を有する第2の増幅手段、増幅すべき信号を入力する端子であって、第1の増幅手段の制御端子と第2の増幅手段の制御端子とに電気的に接続された信号入力端子、一定電流I01を流す電流源であって、第1の増幅手段の第2の端子と第2の増幅手段の第2の端子とに電気的に接続された第1の定電流源、一定電流I02を流す電流源であって、第2の増幅手段の第1の端子に電気的に接続された第2の定電流源、前記第2の増幅手段の第1の端子と第2の定電流源との接続点から分岐され、一定電流I02と電流I1’との差である電流I2を流す電流路、電流I1を増幅する第3の増幅手段、電流I2を増幅する第4の増幅手段、第3の増幅手段の増幅出力と第4の増幅手段の増幅出力との合成出力に対応した信号を出力する信号出力端子、信号出力端子から出力された出力信号に基づく帰還を行なうことにより、当該出力信号を安定させる帰還手段、を備えたことを特徴とする信号増幅装置。
IPC (2件):
H03F 3/30 ,  H03F 3/343
FI (2件):
H03F 3/30 ,  H03F 3/343 Z

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