特許
J-GLOBAL ID:200903095587260693

2重センサ地震探査における水底の反射率を演繹する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外10名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509770
公開番号(公開出願番号):特表平8-503784
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】2重センサ地震探査において海底の反射率Rを決定する方法が開示されている。この方法は、較正データを収集するための別個の探査の必要を取り除く。本方法は、圧力信号と速度信号との和をとり(102)、そしてその結果に逆バッカス演算子を掛け(108)、次いで最適なアルゴリズムを利用して海底反射率(R)を求めることを含む。また、2重センサデータを組み合わせて、1次ペグ-レグ多重、並びに海底の反射率での地下の反射体の強度の変調を完全に取り除く方法が開示されている。この方法は、圧力信号と速度信号との和をとり、上記方法により求めた正しい値の海底反射率(R)を含む逆バッカス演算子をその結果に掛けることを含む。
請求項(抜粋):
2重センサ地震探査において海底反射率Rを決定する改良された方法であって、 (a)ハイドロホンと近接したジオホンとを使用して圧力と速度とを検知する工程、 (b)圧力信号と速度信号とに時間ウインドを適用する工程、 (c)時間ウインドされた圧力信号と時間ウインドされた速度信号との和をとって上方に移動するエネルギーだけを含むトレースをもたらす工程、 (d)上方に移動する信号を時間領域から周波数領域に変換する工程、 (e)逆バッカス演算子(1+RZ)2を計算する工程であって、Rは海底反射率、ZはZ領域表現における水層内の地震信号の2方向移動時間である工程、 (f)上方に移動する信号に逆バッカス演算子[(1+RZ)2、Rは海底反射率である]を掛ける工程、 (g)選択された周波数帯域幅内で得られた信号に含まれているべきを、その周波数帯域幅内の信号の2乗された振幅の和をとることで測定する工程、 (h)海底反射率に対して異なる値を使用することで工程(d)及び(e)を繰り返す工程、 (i)選択された周波数帯域幅において最も低いべきを有する信号を生成する、海底の反射率についての値を選択する工程、を具備する方法。
IPC (3件):
G01V 1/38 ,  G01N 29/22 501 ,  G01V 1/28

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