特許
J-GLOBAL ID:200903095593337800

レース用空気入りタイヤ及びその設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-227544
公開番号(公開出願番号):特開2001-047816
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 偏摩耗やブローの発生を抑制し、車両装着時のネガティブキャンバー角を最大3°とする条件で優れたタイヤ性能を発揮するレース用空気入りタイヤ及びその設計方法を提供する。【解決手段】 タイヤ外径OD、接地幅TDW、キャンバー角CAに基づいて、接地端でのタイヤ外径ODからの落ち込み量xをx= sin[CA]× [TDW]/2-tan([CA]/2)×[OD]/2) から求め、落ち込み量xとなる位置PとセンターラインCLがトレッド表面に交わる位置Oとを通りセンターラインCL上に中心を持つ仮想円弧の半径R0を求め、トレッドをセンターラジアスR1と隣接ラジアスR2とショルダーラジアスR3から構成し、ラインCLからラジアスR1の変曲点までの距離aを0.50〜0.75×[TDW]/2 の範囲にし、ラジアスR1をR1= 0.9〜1.1 ×R0の関係にし、ラジアスR2をR2≧0.10×R1の関係にし、ラジアスR3をR3=0.05〜0.15×R2の関係にする。
請求項(抜粋):
車両装着時のネガティブキャンバー角が最大3°であることを前提とするレース用タイヤにおいて、タイヤ外径(OD)、トレッド接地幅(TDW )、車両装着時のキャンバー角(CA)に基づいて、数式x= sin[CA]×([TDW]/2-tan([CA]/2)×[OD]/2) から求められるトレッドの接地端位置でのタイヤ外径(OD)からの落ち込み量(x)と、該落ち込み量(x)となる位置(P)とセンターラインがトレッド表面に交わる位置(O)とを通り該センターライン上に中心を持つ仮想円弧の半径(R0)に対して、前記トレッドのプロファイルをセンター側から順次センターラジアス(R1) と隣接ラジアス(R2) とショルダーラジアス(R3) から構成し、前記センターラインから前記センターラジアス(R1) の変曲点までの距離(a)をa=0.50〜0.75×[TDW]/2 の範囲にすると共に、前記センターラジアス(R1) をR1= 0.9〜1.1 ×R0の関係にし、前記隣接ラジアス(R2) をR2≧0.10×R1の関係にし、前記ショルダーラジアス(R3) をR3=0.05〜0.15×R2の関係にしたレース用空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/00 ,  B60C 3/04
FI (2件):
B60C 11/00 F ,  B60C 3/04

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