特許

J-GLOBAL ID：200903095602810018

人工衛星のアンテナ指向方向制御装置

発明者： 名取 直幸
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 高田 守
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-236975
公開番号（公開出願番号）：特開平6-085521
出願日： 1992年09月04日
公開日（公表日）： 1994年03月25日
要約：

【要約】【目的】 人工衛星のアンテナ指向方向制御装置において、プログラム制御時の誤差を補正し高精度に制御する。【構成】 誤差の要因であるタイマ部の時刻のずれに対しては、地上局の時刻又は姿勢センサを衛星の位置又は時刻の基準信号となるようにすると共に、正常な動作時の指向方位角の基準をもつように構成した。また、熱変形等による誤差に対しては、誤差の発生パターンを測定又は予測し、そのパターンに応じて誤差を補正するように構成した。【効果】 時刻の基準信号等を用いることによりタイマ部による誤差が蓄積されず、又、熱変形等による誤差も補正できるので高精度な制御が可能となる。

請求項（抜粋）：

人工衛星搭載アンテナのアンテナビームの指向方向を制御するアンテナ指向方向制御装置において、上記人工衛星内部で時刻信号を生成するタイマ部と、上記タイマ部の出力信号と軌道要素から衛星の位置を計算する衛星位置計算部と、上記衛星位置計算部の出力信号と上記タイマ部の出力信号とを利用して上記アンテナと上記アンテナの指向目標との間の相対角度を計算する相対角度計算部と、地上局からの時刻信号を処理するコマンド処理部と、上記コマンド処理部の信号と上記タイマ部の信号との同期をとる同期処理部と、上記同期処理部の出力信号を利用して上記地上局から上記同期処理部までの時間遅れ等を補正する信号を生成し上記タイマ部に供給する時刻補正部とを設けたことを特徴とする人工衛星のアンテナ指向方向制御装置。

IPC (3件)：

H01Q 3/02 ,  B64G 1/24 ,  B64G 1/66

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-190005
  
• 特開平4-003503
  
• 特開昭53-038100