特許
J-GLOBAL ID:200903095613987513

電気車の制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高田 幸彦 ,  小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142069
公開番号(公開出願番号):特開平8-336299
出願日: 1995年06月08日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】複数のエンコーダを備えた電気車の制御装置において、エンコーダの出力が一致しないときでも、正常なエンコーダがあればその出力を用いて電動機の制御を行う。【構成】一対のエンコーダ6A,6Bの出力N1,N2を相互に比較してエンコーダの異常の有無を検知するエンコーダ異常検出部50と、前記各エンコーダの出力を前記車速センサの出力Vsと比較して前記各エンコーダが正常か否かを判定する異常エンコーダ識別処理部60を備え、該エンコーダの異常時に正常と判断されたエンコーダの出力に基づいて電動機2のトルクを制御する。【効果】複数のエンコーダの一部が故障しても、いずれのエンコーダが故障したのかを適切に判定し、残りの正常なエンコーダの出力を用いて電動機の制御を行い、電気車を走行可能とすることができる。
請求項(抜粋):
バッテリーの直流電源を交流電源に変換するインバータと、車両駆動用の三相交流電動機と、該三相交流電動機の回転速度を検出する少なくとも2個のエンコーダと、電気車の車速を検出する車速センサと、トルク指令及び前記エンコーダの出力に基づいて該三相交流電動機の電流を制御する電流指令を発生し、該電流指令と前記三相交流電動機に流れる電流とに基づいて前記インバータを制御する電動機制御部とを有する電気車において、前記各エンコーダの出力を相互に比較し出力の不一致によりいずれかのエンコーダに異常が有ることをエンコーダ異常状態として検知するエンコーダ異常検出部と、前記各エンコーダの出力を前記車速センサの出力と比較してエンコーダの正常、異常を識別する異常エンコーダ識別処理部とを備え、前記電動機制御部は、前記エンコーダ異常状態発生時に前記正常と識別されたエンコーダの出力に基づいて前記電流指令を発生することを特徴とする電気車用制御装置。
IPC (3件):
H02P 21/00 ,  B60L 3/00 ,  H02P 7/63 302
FI (3件):
H02P 5/408 A ,  B60L 3/00 J ,  H02P 7/63 302 S

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