特許
J-GLOBAL ID:200903095632231284

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-238525
公開番号(公開出願番号):特開平11-082108
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関し、内燃機関の始動時に、各気筒の吸気行程でクランク角に同期して独立燃料噴射を行ないつつ、内燃機関のフリクションが低下した状況下で良好な始動性を確保することを目的とする。【解決手段】 内燃機関10の始動後の最初の1回転の間に2番目に吸気行程となる気筒#3について、燃料噴射量が減量される。1〜1.5回転の期間?Aにおいて、気筒#1の燃焼が良好に行なわれることで回転速度が上昇する。この場合、期間?Aで圧縮行程になる気筒#3の圧縮圧力が高くなることで、燃料の気化が促進されるが、燃料噴射量が減量されていることで、気化燃料量は適量となる。その結果、気筒#3の燃焼行程での燃焼が良好に行なわれ、回転速度の低下が防止される。
請求項(抜粋):
内燃機関の各気筒に対応して設けられた燃料噴射手段と、内燃機関の始動時を検出する始動時検出手段と、吸気行程にある気筒を判別する気筒判別手段と、クランク角を検出するクランク角検出手段と、内燃機関の始動時に、前記燃料噴射手段により各気筒の吸気行程においてクランク角に同期して燃料噴射を行なう始動時燃料噴射制御手段と、内燃機関の始動時の最初の1回転の間に、2番目以降に吸気行程を開始する気筒に対する燃料噴射量を減量させる燃料噴射減量手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 41/36
FI (2件):
F02D 41/06 330 Z ,  F02D 41/36 B

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