特許
J-GLOBAL ID:200903095633340958

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-253978
公開番号(公開出願番号):特開平9-096355
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】シフトアップ中に、摩擦締結要素の締結力が過大になることに起因するつき上げショックを防止する。【解決手段】多段変速歯車機構10におけるブレ-キ、クラッチ等の摩擦締結要素の目標締結力が、所定の特性線として設定、記憶されている。ロ-ド状態での特性線が、スロットル開度をパラメ-タとして、適正値を設定する基本の特性線X1と遅れ補正用の特性線Y2との2種類設定されている。特性線X1とY2とは、それぞれ、スロットル開度の増大に応じて増大されるが、特性線Y2はX1に比して、締結力の増大率が小さく設定されている。シフトアップ中にスロットル開度が増大すると、目標締結力が、各特性線X1とY2とに基づく目標締結力が同じ値となるγ時点から、特性線X1に基づく基本設定状態から特性線Y2に基づく補正設定状態へと移行される。
請求項(抜粋):
摩擦締結要素の作動状態を切換えて多段変速歯車機構の動力伝達系路を切換えることにより変速を行うようにした自動変速機において、エンジンの発生トルクをするトルク検出手段と、前記摩擦締結要素の締結力が、前記トルク検出手段で検出されたエンジン発生トルクに応じて決定される目標値となるように制御する締結力制御手段と、前記目標値が、エンジン発生トルクに応じた適正値近傍の値になっている状態であることを検出する適正状態検出手段と、エンジン発生トルクの変化速度に対する締結力の変化速度の遅れ量を調整する遅れ量調整手段と、前記適正状態検出手段および前記トルク検出手段からの出力を受け、前記遅れ量調整手段を制御して、エンジン発生トルクの増大が検出されたときは、前記目標値が適正値近傍の値になっている状態のときは適正値近傍の値になっていない場合に比して、前記遅れ量が大きくなるように補正する遅れ量補正手段と、を備えていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/06 ,  B60K 41/06 ,  F02D 29/00 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44
FI (3件):
F16H 61/06 ,  B60K 41/06 ,  F02D 29/00 H

前のページに戻る