特許
J-GLOBAL ID:200903095637545929

ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004140
公開番号(公開出願番号):特開平10-067850
出願日: 1989年07月10日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】原料として用いる芳香族系有機二水酸基化合物および炭酸ジエステル中に含まれる合計の加水分解可能な塩素含有量、ナトリウムイオン含有量および鉄イオンの含有量を特定値以下としているため、黄色などに着色することがなく色調、耐熱性、耐水性および耐沸水性に優れたポリカーボネートが得られる。【解決手段】芳香族系有機二水酸基化合物と炭酸ジエステルとを溶融重縮合してポリカーボネートを製造するに際して、触媒として(b)アルカリ金属化合物またはアルカリ土類金属化合物を該芳香族系有機二水酸基化合物1モルに対して1×10-8〜1×10-4モルの量で用いるとともに、上記モノマー中の合計で、加水分解可能な塩素含有量が0.5ppm 以下、ナトリウムイオン含有量が0.1ppm 以下、鉄イオン含有量:0.1ppm 以下である、芳香族系有機二水酸基化合物および炭酸ジエステルを用いる。
請求項(抜粋):
芳香族系有機二水酸基化合物と炭酸ジエステルとを溶融重縮合してポリカーボネートを製造するに際して、触媒として(b)アルカリ金属化合物またはアルカリ土類金属化合物を該芳香族系有機二水酸基化合物1モルに対して1×10-8〜1×10-4モルの量で用いるとともに、上記モノマー中に含まれる合計の、加水分解可能な塩素含有量、ナトリウムイオン含有量および鉄イオン含有量がそれぞれ下記のような範囲にある、芳香族系有機二水酸基化合物および炭酸ジエステルを用いることを特徴とするポリカーボネートの製造方法:加水分解可能な塩素含有量: 0.5ppm 以下ナトリウムイオン含有量 : 0.1ppm 以下鉄イオン含有量 : 0.1ppm 以下
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-175722
  • 特公昭38-001373
  • 特開昭63-210126

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