特許
J-GLOBAL ID:200903095649923155
遺伝子発現を変化させるためのエフェクターおよびアロステリック分子の特定と使用
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
川口 義雄
, 井上 満
, 一入 章夫
, 大崎 勝真
, 相馬 貴昌
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-563643
公開番号(公開出願番号):特表2004-504806
出願日: 2001年03月01日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
本発明は、触媒RNAがエフェクター結合RNAドメインまたはアプタマーの一部を形成するまたはそれに結合するアロステリック制御モジュールの構築に関する。これらの構築物は触媒RNAの活性をエフェクターの制御下に置き、活性化または不活性化のために適切なエフェクターの存在を必要とする。本発明は、有用なエフェクター分子を特定するための手段ならびに同種アプタマーを進化させるためのそれらの使用を提供する。本発明は、エフェクターに結合するRNA配列の進化およびアロステリック制御モジュールがエフェクターの存在下と不在下でのそれらの触媒機能によって特定される選択プロセスの両方を含む。生じる調節可能な触媒RNAは、制御された方法で標的RNA分子の発現を変化させるために使用しうる。
請求項(抜粋):
エフェクターを特定し、1またはそれ以上の相互作用アプタマーを作製するための方法であって、
a)エフェクターに関して一組の所望特性を選択する段階、
該所望特性は、
(i)少なくとも1%のバイオアベイラビリティー、
(ii)アロステリック制御モジュールを含む組織への生体内分布、
(iii)細胞の核へと通過する能力、
(iv)非薬剤相互作用、または制御可能な薬剤相互作用、
(v)使用される用量範囲での非毒性または許容される毒性、
(vi)使用される用量範囲での非副作用または許容される副作用、
(vii)トランスジーンの発現を調節する際に使用される用量範囲での薬理作用の不在または無視しうる薬理作用、および
(viii)アプタマーのインビトロでの進化に適した物理的特性、
から成る群から選択され、
該特性は、エフェクターがアプタマーの作製、ヒトでの摂取およびトランスジーン発現の調節のためのアロステリック制御モジュールとの使用に適することを示唆し、
b)該選択したエフェクター特性に関するデータを含む1またはそれ以上のデータベースにアクセスする段階、
c)該選択特性を有するエフェクターのセットを特定する段階、および
d)インビトロでの進化によって該セット中のエフェクターに対するアプタマーを作製し選択する段階
を含む方法。
IPC (16件):
C12N15/09
, A61P3/06
, A61P3/10
, A61P7/04
, A61P7/06
, A61P21/04
, A61P31/00
, A61P31/12
, A61P37/00
, A61P43/00
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/10
, C12Q1/02
, C12Q1/68
FI (24件):
C12N15/00 A
, A61P3/06
, A61P3/10
, A61P7/04
, A61P7/06
, A61P21/04
, A61P31/00
, A61P31/12
, A61P37/00
, A61P43/00
, A61P43/00 111
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12Q1/02
, C12Q1/68 A
, C12Q1/68 Z
, C12N5/00 A
, C12N5/00 B
, A61K37/36
, A61K37/64
, A61K37/66 G
, A61K37/50
, A61K37/465
Fターム (84件):
4B024AA11
, 4B024AA20
, 4B024CA01
, 4B024CA11
, 4B024CA12
, 4B024EA02
, 4B024GA11
, 4B024HA17
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ07
, 4B063QQ08
, 4B063QQ09
, 4B063QQ20
, 4B063QQ52
, 4B063QR35
, 4B063QR41
, 4B063QR62
, 4B063QR76
, 4B063QR77
, 4B063QR78
, 4B063QR80
, 4B063QS11
, 4B063QS25
, 4B063QS36
, 4B063QX01
, 4B065AA57X
, 4B065AA87X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BA25
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4C084AA01
, 4C084AA13
, 4C084DA12
, 4C084DA13
, 4C084DA14
, 4C084DA16
, 4C084DA25
, 4C084DC01
, 4C084DC02
, 4C084DC10
, 4C084DC34
, 4C084NA14
, 4C084ZA53
, 4C084ZA55
, 4C084ZA94
, 4C084ZC20
, 4C084ZC33
, 4C084ZC35
, 4C085AA03
, 4C085BA45
, 4C085BA53
, 4C085BA55
, 4C085BA58
, 4C085BA63
, 4C085BA69
, 4C085BA77
, 4C085BA78
, 4C085BA79
, 4C085BA80
, 4C085BA83
, 4C085BA87
, 4C085BA88
, 4C085BA89
, 4C085BA92
, 4C085BB11
, 4C085BB17
, 4C085BB18
, 4C085CC08
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086BC50
, 4C086BC51
, 4C086CB05
, 4C086GA07
, 4C086ZB33
, 4C086ZB35
, 4C086ZB39
, 4C086ZC20
, 4C086ZC21
引用文献:
審査官引用 (6件)
-
Clin. Chem., 1999, Vol.45, No.9, 1628-1650
-
Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1999, Vol.96, 3584-3589
-
Nucleic Acid Res., 1998, Vol.26, No.18, 4214-4221
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